Ledaさんのバンドのお披露目ツアーに参加しました。



Jupiter×Far East Dizain 2MAN LIVE
「Rapsodia Concertant」
@ell. FITS ALL



LedaさんはUNDIVIDEで見てからというもの忘れられない存在で、

わたしが一番好きなギタリストです。

上手く説明できませんが、ギターの一音一音の粒が揃っていて、

耳触りがすごくいいんです。

第一印象でそれほど目を引いたわけではなく、

どっちかっていうとおとなしそうな。

休みの日とか、

 

ずっとギター弾いてるんだろうなって思わせる佇まい。

涼しい顔をして、自分を出さない人なのかなと思っていたら、

弾けば弾くほどギターにのめり込んできて、

汗だくになって速弾きをしている姿が、

 

ぶれなくてきれいだったんですよ。

腕も指も体の重心も音も弾かれる弦さえも。

最後には目が離せなくなっていました。



しばらくはサポートの仕事などでとても忙しそうでしたが、

自分のバンドで弾いてるLedaさんが見たかったんですよね。

やっと見に行くことができました。



一緒にツアーに出るのがJupiterというのも興味深いところでした。

去年KAMIJOさんを見に行き、彼のことを調べていると、

避けては通れない位置にJupiterが存在していたので。



最初のステージはJupiterでした。

海外でも評価の高い、

 

ツインギターのシンフォニックメタルバンド。

ステージ両端に麗しいギタリストが二人。

HIZAKIさんはお姫様のようでしたが、

手が大きいので

 

どう頑張ってみても女性には見えなかったです。

そんなわたしの努力はいいんですけど。

美への探求心は女性ギタリストよりずっと上で、

男性ギタリストにもない、女性ギタリストにもない存在感。

TERUさんは華奢で繊細そうな印象。

この方もかつては女形をされていたそうで納得。

クールに弾くかと思いきや、楽しそうにギターを弾いていました。
 
ギターを弾くのが本当に好きなのが伝わってくるよう。



メタルのツインギターを見るのは楽しいな 音符

二人ともクラシックの影響を受けているので、

 

音楽観も共通していそう。

Ledaさんも見れて、この日はギター祭りでした。



ZINさんが、

フロアをFar East Dizainを迎えるのに

 

最高のコンディションにしようと

何度も熱い言葉を投げかけます。

歌う時と煽る時が別人。

喋るとなんというか愛嬌のある人。



Far East Dizainのステージになりました。

上手に行きたかったけど、男子に占領されているので断念。

センターで見ました。

目の前に登場したKeitaくんが、

アーティスト写真とかなり印象が違ってびっくりしました。

若いですね。いくつか知りませんけど。声も若い。

これから完成していく過程のような。

アー写の彼は黒の長髪で大人びて見えていたので、

このやんちゃそうな人誰?って思って見てました。



Ledaさんは、

上手奥で自分の前のファンの人たちに向けて

 

ギターを弾いていました。

思わず嫉妬 ドクロメラメラ

こっち向いて弾いてよー!!!と心の中で叫んでいました。

前に見た時よりもネックの握り方もピッキングも軽くなっているみたい。

力みを全く感じさせないプレイと、

助走をつけるように加速してターンするのが

かっこよかった。

ギターを下げたままステージに仰向けに寝てみたり。



自分のバンドでツアーが回れるって、うれしいんだろうな。

ライブが決まってからのツイートが充実感に満ちていて、

Ledaさんもこのツアーを楽しみにしていたのがわかります。



最初のツアーで、

 

まだノリ方やレスポンスは定着していなかったけど、

曲が作りこんであったので、

いわゆるビジュアル系のノリ方に固まったらつまらないなと思いました。

ある程度リズム感がないと、音に取り残されてしまいそうだけど。

スペーシーな要素もあって、独自な世界観は新鮮でした。

Keitaくんはひたすらヘドバンさせたいみたいで、

 

よく振らせていました。
 


メンバーとオーディエンスを結ぶ時間というのか、

メンバーがオーディエンスを試す時間を設ける風潮を感じているのだけど、

ここにもありました。

最前にいた人たちが、

 

一斉に柵に腹を突っ伏して片手をステージにつけ、

土台になってくれる。

そこにぶつかって行っていいらしい。

柔道の受け身をするかのようにひたすら、

でもなるべく派手に見えるように髪を大きく振って応戦しました。

あんなんでよかったのかなぁ。

わたしが打ち込んでいるすぐ横にLedaさんがいたけど、

背中を向けていたので気づきませんでした。

土台の人たちに当たらないように柵に手を置いて打ち込んでいたけど、

一度失敗して腸骨あたりに痣を作ってしまいました。

踊り(ベリーダンス)に若干支障が出ました ^-^;



あとから知ったんですけど、あれって逆ダイだったんですね汗

逆ダイするバンドを見たことがなかったので、

知りもせず適当に参加していたわけですが ^-^;

わたしは楽しくなかったです。

でもあのポジションにいてやらないのも悪い気がして(苦笑)

それでライブが盛り上がってくれたらうれしいです。

見てるだけより、やった方が後悔はしないです。



最後は合同セッションでピンクスパイダーを演奏しました。

Sujkさんのドラムが効いていてかっこよかった。

曲に入る前に、ボーカル二人で漫談コーナー。

ZINさんとKeitaくんは通じるものがあるって、

 

HIZAKIさんがツイートしていたんですが、

その事実を会場全員で共有しましたね(笑)。

Keitaくんの天然ぶり?に何度も崩れ落ちるLedaさん。

二人をフロントに立たせて、

 

後のメンバーはドラムセットの台に腰かけて、

くつろぎモードでトークを見守っていました。

楽屋でKeitaくんを怒るLedaさんを見て、

自分を見てるようだと語ったHIZAKIさんの言葉に、

実感が込められていました。

人やバンドの成長には、

 

陰から支える人たちの存在が不可欠なのだと。



セッションで、

 

メンバーさんたちの自然な笑顔が見れたのがうれしかったです。

素敵な時間をありがとうございました。

Ledaさん、バンド始動おめでとう花束