りつ子先生のライブに行ってきました。
清本りつ子バンド
STING Songbook 4
@jazz inn LOVELY
清本りつ子(vo)
砂掛康浩(g)
林佑市(pf)
興津博規(b)
野村陽三(d)
STINGのカバーをされるのは4回目。
もうしないと思っていました。
2のときで十分いい感触は得られていたけど、
まだ得られるものがあるんじゃないかということで
もう1回やってそれで終わりにしよう、
という流れだったと
聞いた記憶がありました。
まだまだ得られるものがあるみたい。
音を出す前から、
メンバーさんたちはすごくニコニコしていました。
STINGをよく知りませんでしたが、
2回目だからか曲を覚えていました。
JAZZのカバーでSTINGに入れるなんて贅沢者なわたし。
新曲もありました。
回を増すごとに1曲ずつ増やしているそうです。
曲を紹介するときに、誰のアレンジかも紹介されます。
どのアレンジも原曲から解放されて、
どこに行っちゃうのと追いかけながら一緒に漂う感覚。
尺も変わるのに、ちゃんとそこに戻れる不思議。
自分のアレンジを共有するために譜面に起こして、
それを音符記号で会話するなんてことが、
すごくうらやましい。
名古屋まで車で行ったのですが、給油の時に
キーケースをハイオクのノズル上のスペースに置きました。
給油口を開けてノズルを挿入したとき、
ノズルの色が黄色いなと思ったら、
ハイオクって書いてあったんです。
慌てて抜きましたが、
こういった間違いは初めてしました。
無意識のうちにキーケースを見て、
その下のノズルを手にしていたのです。
あっぶね。
別のことを考えてた。
ライブは2部構成で、
1部のあとの休憩でTwitterを見ていたら、
犬神サアカス團さんの機材車が
間違えて軽油を給油されて、
炎上していたんです。
他人事とは思えずRetweetしたのと
先生がわたしの左前腕を軽くつまんだのが
同時だったので、
びっくりしすぎて、感想を聞かれているのに
焦りまくって何も言えませんでした。
気を取り直して2部へ。
前に来た時は喫煙者が多くてつらかったですが、
この日は大丈夫でした。
息が吸える…
最初に見るのは興津さんの6弦ベース。
太くて優しい音。
体になじんでいます。
林さんはグランドピアノとキーボードの2台使い。
正面にグランドピアノ、
右手横にキーボードを配置していました。
小室哲哉さんに憧れて楽器を始めたそうで、
少しだけ左手でグランドピアノを弾きながら
右手でキーボードを弾いて
「夢が叶いました」と言っていました ^-^
砂掛さんのギターは喋っているみたいですが、
ご自身も演奏中に「Yeah!」と声を上げて
メンバーのプレイを称えています。
MCにもよく参加されます。
野村さんのドラムはシンプルなのに
いろんな音がします。
小道具が出てくるのですが、
それを探している姿が猫を探しているようで、
おいでおいでってしているみたいに見えました。
そんな感じで音と遊んでいるような、
自然体なドラム。
今度、海でライブをすると言っていました。
そういうところにも自然体を感じました。
りつ子先生はSTINGのことを、
変わってる人だって説明します。
でもそういうところも好きなんだろうなぁ。
そしてとても楽しそうです。
女性でSTINGをカバーする人って、
あまりいないと思うのですが、
低音も高音も深く伸びて美しいです。
アンコールはじっと歌に集中して聴いていたら、
涙腺が緩んでしまいました。
休憩中は挙動不審だったので(苦笑)、
終演後は一番に声をかけました。
月並みな言葉でしたが、
感動を直接伝えられてよかったです。
いつもそそくさと帰るのですが、
他のメンバーさんにも挨拶して帰ってきました。
素敵な時間をありがとうございました。
5もやるって聞きました。
今度も見に行けますように