KAMIJOさんのツアーファイナルに行ってきました。



TOUR 2014 “THE DEATH PARADE” FINAL
The Empire of Vampire
KAMIJO
@AiiA Theater Tokyo



同ツアーを名古屋で見てKAMIJOワールドを体験し、

ツアーファイナルにも参加できました。

サポートメンバーは同じ。



AiiA Theaterは座席のある会場で、
 
ステージの幅は広い。

ステージのセットは2階建ての仕様になっていて、

高さを使った演出も多く見られた。



KAMIJOさんは
 
総勢20名ほどの耽美近衛隊を従えていた。

彼らは絶対の忠誠を誓っており、

KAMIJOさんがいいって言うまで指示を守り続けた。

KAMIJOさんは
 
休めの指示を出すのをよく忘れた(笑)。

ステージ上段にずらっと並んだ近衛隊は緊迫感があって、
 
異様な雰囲気だった。

彼らは楽曲の要所要所で登場し、
 
足踏みしたり拳をあげたり、

時には劇中の少女を連れ去ったりして、
 
ステージにさらなる躍動感を与えていた。



近衛隊がメンバーさんを担いで登場したのは
 
驚きだった。

メンバーさんたちは1組4名ほどの近衛隊に、

楽器を持ったまま担がれて舞台袖から登場。

曲が始まるまで静止していなくてはならなくて、

上の人も下の人も大変だと思いながら見守っていた。

下ろされたらその場で演奏開始。

チューニングを守らないといけないし。

画的には、これから5基の騎馬戦が始まるところ。

物々しい様子はなんとなく風林火山。

軍服の集団はちょっと怖い。

でもこの近衛隊さんたちは愛嬌があった。



名古屋ではMEKUくんが見えなかったので、
 
この日はMEKUくんも見ていた。

二人ともギターうまかったな。

DAISHIくんは滑るようにピッキングする人だと思った。

速くて軽快で、
 
まるでスケートをしてるみたいなんだけど、
 
この説明では伝わらないね(苦笑)。

笑顔は遠くて見れなかった。

MEKUくんのは寡黙で闘っているギター、かな。

息はぴったり。



ドラムとベースは言わずもがな。

慶くんはIKUOさんのこと大好きだし、
 
もう一心同体だよね。

このひとたちの刻むリズムを聴いていたら、
 
自然と頭振ってたなぁ。

ヘドバンはあんまりしないんだけど、
 
気がついたら気持ちよく振ってた。

お隣は慶くんファンの女性で、

帰りがけに
 
「髪が当たって痛かったですよね」って言われて、

すみませんこちらこそ~(汗)
 
っていう会話をした (^-^)



オーディエンスはKAMIJOさんへの忠誠を誓う。

みんなはKAMIJOさんの見えない鎖に繋がれている件。

2度もKAMIJOさんを見に来た時点で
 
もう繋がれてるよなぁ。



この日KAMIJOさんは、
 
来年音楽活動20周年を迎えるにあたり、

ワールドツアーの開催を発表。

モスクワを皮切りにヨーロッパ、南米、北米、日本を回る。

その鎖を世界中に張り巡らせに行くのね。



そして、過去に在籍したすべてのバンドの曲を
 
演奏すると宣言。

「時間をぶっ壊そうぜ!!」って何度も拳を上げる。

会場は沸き立ち、盛り上がっている。

でもなーっ。せっかく今日まで築いてきた時間なのに、

別に壊さなくてもいいんじゃないかなって、

わたしは一人冷静になってしまったのだった。



20年という時差を取り払おうってことなのかな。

じゃあぶっ壊すのは時空の壁なの?

それは若返るってこと?
(違うよな…^_^;)



『時の破壊』

時間という概念を失くして、
 
より自由に表現していくということなのかな。

ヒトは生きてる限り
 
寿命という時間に拘束される存在だからこそ。



今年は28分に及ぶ組曲を発表。

音楽は芸術だっていうことを思い知らせてやるって、

後日コメントされていた。



あとは、演奏中に、
 
KAMIJOさんの振る大きな旗と、

メンバーさんが接触したかしなかったか
 
定かでないのだけど、

怪我とかなかったみたいなのでよかった。



最後は、みんなで手をつないで万歳をする。

IKUOさんは早くから
 
DAISHIくんと手をつないでいた。

KAMIJOさんが、オーディエンスにも声をかける。

わたしの手はとても冷えているんだけど、
 
遠慮なくつなぐ。

そういうことして帰ってくる帰り道は、
 
気持ちいいものだよ。

この日も両隣の人と手をつないで万歳してきた。



ツアーお疲れさまでした。

激しくも美しいKAMIJOワールドを堪能できました。



もうすぐ来年になるからいいかな。

KAMIJOさん、音楽活動20周年おめでとうございます。

ワールドツアーも楽しんでくださいね。