歌の先生のライブに行ってきました。

2ndアルバムを制作してのツアーでした。



先生は専門学校の講師をしているほかに

RECの仕事いろいろやCMの声の仕事や
 
たくさんのセッションをしていて、

明るくて元気でタフでおもしろくて、

歌手のものまねがめっちゃうまいです。



わたしの前の歌の先生とも同じバンドで歌っていたので、

その先生のライブを見に行ったときに一度見ています。

ソウルのカバーバンドでした。

小柄だけどパワフルで、マイクに頼らない。

マイクなしでも聞こえるし、好きな声。

うわー、この人かっこいいなって思っていたら、

何カ月か後にわたしの先生になりました。



前半は後輩に当たる涼子さんのステージ。

ボーカルとピアノとギター。
 
ギターの方はニ胡も演奏される。

二胡の音って、こんなに優しかったんだなぁ。

ゲストに尺八奏者の方を呼んだのですが、

その方はトロンボーンを演奏もされるので、

いろんな音でいっぱいになりました。



涼子さんは澄んだきれいな声でした。

どうやったらあんなきれいな声が出せるんだろうって

思って聴いていました。

涼子さんは広島出身の方で、

上京する頃に作った広島弁の曲を披露されたり、

広島が舞台の映画『父と暮らせば』の話や、

そのお芝居では方言指導をされたことなどを話され、

大切にしている故郷への想いを感じました。

『父と~』はわたしも好きな映画なので、

接点が見つかって嬉しかったです。



後半のasa:leeは

まみさんとりつ子先生のピアノとボーカルのユニットです。

以前見たソウルのバンドはボーカルが3人いたので、

ソロで歌うりつ子先生は初めてでした。

やっぱり迫力のボーカルでした。

そしてのびやかに低音から高音までを気持ちよく歌います。

出ない音はないんだろうなって思いました。

まるで伸びをするように、自由に声が出るんです。

羨望の眼差しでした。



でもMCはいつものりつ子先生で、

RECのときに譜面を全部コンビニに忘れて

譜面なしで歌入れを敢行した話とか、

魔の2週間の話とかを普通にしてくれるので、

かしこまって聴いていたわたしは、

いつものように笑っていました。



後日レッスンでそのことを言ったら、

以前はもっと(キャラを)作っていたと話してくれました。

わたしは、
 
いつもの先生だったのでうれしかったと話しました。



どちらのアルバムも、
 
ジャケットは手作りかつアートで、

染物職人の方にお願いしたり、

自分でデザインしたりと、趣向を凝らしていました。



わたしも欠伸をするように、
 
なにげない会話をするように

自然に歌えないものかなぁ。



素敵な時間をありがとうございました