韓国との例の問題について学会ではこんな見解があるみたいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000033-yonh-kr
この島をめぐって、一国のリーダーがナショナリズムをあおったことに
わたしは批判の立場をとります。
しかし、この島自体については態度を決めていません。
新聞もテレビもネットもどうしても両国ともに偏ってしまうし、
わたしはどの説を支持していいのか
判断できるだけの勉強をまだしていないので、
とりあえずひとつひとつの意見を記憶に留めて
冷静に見れたらなあと思います。
少なくとも、今の日本のマスコミは驚くほど一辺倒なので
真に受けるのはちがうなあと。
なんでテレビのコメンテーターは断言できるんだろう。
ちゃんとどれだけの史料が出ているのか
拾い上げたわけではないだろうに。
そしてそれが世論になる。こわいことです。
自分で勉強しようと張り切ったところで、
歴史なんて本一冊読み切ったところでなにも学べない学問で、
一つの意見に偏るだけだろうし。
ましてテレビ、新聞、ネット(あのネット文化にあふれた言説はもちろん、
wikiとかだってぜんぜんだめ)を情報源とするとぜったいにまちがえる。
大学時代の勉強を通して「歴史学科が文学部にあるのは当然だなあ」
と実感しました。いかに語るかが問われる学問です。
だからあの国はまちがってる、とか
こっちに分があると身贔屓な主張をするとき、
なんの情報に依拠しているのか、
その情報自体が偏ってないかという問いは
常に心に抱かねばならないとおもいます。
おっきな話ばかりではなく、それこそ人づきあいとかもしかりですね。
ううーんいろいろ気をつけねば。