硫黄谷会席料理と朝食の付いたプランで今回利用させて戴きました。

九州八十八湯めぐりにもこちらの温泉が入ってますので、その事も宿として選んだ理由のひとつ。

以前テレビで賑わせていた芸能人水泳大会をやってた大磯ロングビーチを思わせるような巨大な温泉の広さと湯量には圧巻です。

硫黄泉、明礬泉、塩類泉、鉄泉など多くの泉質を同時に味わえるのも素晴らしいところ。

中央付近のフリーゾーン（混浴ゾーン）は時間で女性限定になりますが、十分楽しめると思います。

宿泊はフロントがある東館ですが、庭園大浴場がある西館には長い廊下を歩き霧島館、高千穂館を通過して2〜3分歩いたところにあります。

途中には霧島やホテルの歴史や坂本龍馬ゆかりある資料が展示されており、楽しめながら移動出来ます。

部屋は和室の10畳を予約したのですが、部屋にもシャワー温水トイレ付きユニットバスがあり、普通ビジホや古い旅館で見かけるような狭いバスタブではなく、広めのものでした。

冷蔵庫は玄関付近にありスイッチを入れて使用するタイプ。

またWifi環境も整っていますが通信速度は遅く感じました。

さて硫黄谷会席ですが、食前酒から始まり鹿児島名物の酒寿司や黒豚しゃぶしゃぶ鍋、ステーキ鉄板焼などが8品あり炊き込みご飯が最後から2番目に来ます。

ご飯はもっと最初の方に来て欲しいなぁというのが正直な気持ちで、ご飯が来る頃にはお腹満腹です。

そして最後にデザートが来ます。

私はアレルギーがあり予約する際に、伝えていたのですが、うまく伝わっていなかったようで、それを伝えると嫌な表情ひとつせず対応していただいた料飲サービス係長の川前さんには感謝しております。

食事の際には同じ霧島にある霧島町蒸留所の『明るい農村』の二合酒を注文。

心地よいほろ酔い気分で会席を楽しむ事ができました。

少し休憩して今日最後の温泉へ。

この霧島ホテルに泊まって味わえる最高の贅沢でした。

翌朝の朝食はこのご時世ですが、よく考えられたバイキング料理でした。

全員使い捨ての手袋を利用してピッキングでしたが、食べたかった焼きたてのパンや出来立てのおかずで楽しめました。

チェックアウト後は、ホテルの敷地内にある百年杉庭園を散策。

季節の花であるミツマタが杉の森からの木漏れ日で照らされ清々しい気持ちになれました。

また機会があれば是非泊まりたい、そんな気持ちになれる素晴らしい温泉宿でした。

森深き、名泉の宿硫黄谷温泉 　霧島ホテル

鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948

0995-78-2121

森深き、名泉の宿 硫黄谷温泉 霧島ホテル

森深き、名泉の宿硫黄谷温泉霧島ホテル