今日は、個展に向けての作品撮りのために少し遠方へ行く予定が、積雪が酷そうなので一週間先に延期にさせてもらった。

２月頭にはDMも完成していたかったけど、天気ばかりはやむを得ない。

また一週間、天気予報とインフルエンザの恐れに気をつかう。

虚構メルヘンに区切りをつける、と決めてからは、虚構メルヘンの重みがのしかかってきて苦しい。

でもそれは、苦痛を伴うものではない緊張感のことで、その苦しさのどこか別のところで晴れやかな気持ちが悠々と続いている。

勝手に決めた、「こうあるべき」に縛られすぎていたなと思う。

やっと、やっと、他の誰でもない自分を生きるということがわかってきた。

あなたはそうなんやね、でもわたしはこうやねん。

わたしにしかないものが、ちゃんとあるはずなのに。それを、どことなく恥ずかしく思ったり間違いだと思っていた節がきっとあった。潜んでいる程度だったかもしれないけど、どこかで感じていた。

それは経験であったり環境であったり、ほんの些細なことからも多く影響する。

誰かに否定されたとか、なんとなく笑われたとか、居心地の悪さとか、そこから広がる被害妄想とか。

何を基準にしてなのか。比べる相手がいた。いる。

自分にないものを持つ人がうらやましかったんだろう。

人のせいにしたいわけじゃなく、若さとか時期とかも。色々あったんだろう。

きっかけを与えてくれるのはだいたい外部からで、だけどそこから何を感じどう動くのかというのは全て自分。

わたしは、あまりにも真っ直ぐな人たちに短い期間で濃いく濃いく出会った。

そこから、畳み掛けるように、だけどものすごくすんなりと、わかった。腑に落ちた。

わかった、ともう何度思ったことか。

そして、全然わかってないやん！！調子乗りすぎた！！消えたい！！と、何度思ったことか。でも、その繰り返しで人は成長できる。そのことだけは、確信できる。

わからないわからないとぐずっているより、わかった気になってでも進むほうが絶対に良い。

全然わかってないと思わせてくれるほど大きなことに出会えているのが何よりの証明な気がする。

あのとき、しっぽに触れた。

そこで、温度を知った。

この手で、掴みたいと思った。

そして正体を見たいと、思った。

そのために、個展をする。

3/28〜4/1、東京青山で、個展のタイトルは「虚構メルヘン」です。

目が冴えてしまったから色々書きました。また改めて告知をします。

個展のこと少し