2月もあとわずか。3月になるとまた、あの日が
やってくる。運命の日、3月11日。あれから、3年。

原子力発電の恐ろしさを知った日。
多くの人達の悲劇が始まった日。
そして、我が国がエネルギーについて方針転換を
決意した日。

原子力発電は、何だったのか。
建設地の地元には、多額の補助金が投下されて、
その地域は、活性化したかのようにみえた。
電力を供給された地域は、安定した電力で経済や産業が
発展したかのように見えた。

でも、あの日を境に全ての歯車が狂ってしまった。
原子力発電所のあった地域には、人間はおろか生物は、
住めなくなってしまった。
電力を供給されていた地域には、安定した電力は
供給されなくなり、計画停電も経験した。

つまり、原子力発電所は、壊れる時に、周りの全てを
巻き添いにするのです。
つまり、原子力発電所は、トータルでみると何も生み出さない
どころか、全てを葬り去ってしまいます。
つまり、原子力発電所は、無かった方がましなのです。

それでもまだ、残された原子力発電所を再稼働しようと
しています。どうして、不幸への道にそんなに進みたがる
のでしょうか。