バーゲンハンターにご注意
商売をやっている人なら誰でも知っていることですが、会社の売り上げは次のような式で表すことが出来ます。
「売り上げ」 = 「客数」 × 「客単価」
売り上げを増やすには、客数を増やすか、客単価を上げるか、またはその両方をアップさせるしか方法はありません。
さて、これらを細かく見てみるとしましょうか。
まず「客数」ですが、お客さんって普通は2種類に分けて考えられていますよね?
「既存客」と「新規客」。
で、売り上げを増やすには「客数」を増やせばいいわけです。
ということは、次のような対策を講じる必要があります。
● 既存客
1)顧客流出を防ぐ
● 新規客
2)新規客を増やす
次に、客単価を上げるにはどうすればいいでしょう?
一般的に客単価とは、「購買頻度」 × 「購買点数」 × 「単価」と表現されることから、
● 購買頻度
3)再来店の回数を増やす
● 購買点数
4)販売点数を多くする
● 単価
5)点数あたりの単価を上げる
このような対策をしなければなりません。
つまり、商売において売り上げを増やすためには、
1)顧客流出を防ぐ
2)新規客を増やす
3)再来店の回数を増やす
4)販売点数を多くする
5)点数あたりの単価を上げる
この5点しかありません。
で、ここからが今日の本題なのですが、
「クーポン」とか「割引券」、「ポイント」などの販促手法がありますね。
その狙いは、新規客の呼び込みだったり、既存客の来店促進だったりするわけです。
ようは「値引き」ですね。
ところがよく見てください。
上の5つの売り上げを増やすための要素の中には「単価を上げる」とありますから、「値引き」をするということは全く逆の行為とは考えられませんか?
いやいや、ちょっと待ってください。
クーポンなどの値引きはあくまでも新規客や既存客の来店促進のために行なうもので、それはきちんとした目的があってやっていることです。
ですから、むやみやたらと値引きしているわけではありません。
という反論がきっとあるに違いありません。
ではお伺いします。
クーポンを発行して新規のお客さんがたくさん来店してくれました。
さて、次の来店のためにどのような対策を講じていますか?
実はこの問いかけにきちんと答えられる事業主さんが実に少ないのです。
これではせっかくクーポンを企画したのがムダになってしまいます。
「一度来てもらえれさえすればこっちのもんだ!」
確かにこのように思いたいのが本音ですが、残念ながらクーポンに食いついて来るお客さんの大部分がバーゲンハンターと呼ばれる属性の人達です。
初期の来店動機が「値引き」だった場合、それを再来店につなげるためには、よほど金額に優るような動機付けをしてやらなければなりません。
でなければ、次も永遠に値引きしてやらないと2度とお店には来てくれないでしょう。
果たしてそのような準備が出来ているでしょうか。
最近、グルーポンに代表されるようなインターネットでのクーポンばらまきが大流行していますが、ホット〇ッパーなど従来からある紙媒体を利用した集客も、効果を得ている事業者はきちんとその使い方を心得ている者だけなのです。
特に代替の効くような業種では難しいものですよ。
飲食や美容、物販系の業種の場合、別にそのお店じゃなくても他に代わりのお店は星の数ほどあるのですから。
クーポンは次から次と発行され、値引き狙いの人達はそのクーポン雑誌を片手にコロコロと行くお店を変えれば済むことなのです。
バーゲンハンターが寄り付かない商売をしたいものですね。
アメンバー限定記事は諸刃の剣
ここアメーバブログはコミュニティ機能が充実しています。
これらの機能性とあわせ、芸能人などを広告塔に起用するなどしてブログ人口が他のブログサービスを圧倒していることから、いろいろなご商売をされている方がアメブロに集客目的でやって来ます。
まあ私もそのクチなんですけどね。
で、見ているとこのコミュニティ機能を利用しているブログをよく見かけます。
「アメンバー限定記事」というのもそのひとつです。
これは表現の仕方を替えると
「見込み客だけしか読ませませんよ」
という主張と言えますね。
自分のアメブロを誰かに気付いてもらいたい場合、多くの人は他人のブログに「ペタ」を付けて回ると思います。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんが、それは私もやっています。
このペタの機能もアメブロ文化の一部ですから、ブログ側が設定した範囲でなら許されるとみなして行なったほうが良いでしょう。
あくまで、お互いのアクセスアップのためなのです。
ところが、せっかくペタをつけていただいたのですから、さてそのお相手のブログを拝見してみましょう。
と思って伺うと、いきなりこれです。
あなた!私にケンカを売っていらっしゃるのでしょうか?
私はあいにく温和な性格ですので、決してこのような気持ちにはなりませんが、世の中には短気な方もたくさんいらっしゃいます。
ペタを付けるという意味は、
「どうぞ、よろしかったら来ていただけませんか?」
というお誘いなわけですね。
で、行ってみるとその日のトップ記事が「アメンバー限定記事」です。
これって、自分でやってることが真逆になっているのが分かりますか?
見ず知らずの人に招待されて行ってみれば、門にカギがかかっていて入れない。
何やら張り紙を見ると、中に入りたかったら友達になれ!と書いてある。
ここで決して怒らない人だけを見込み客で集めたいんだ!という戦略ならそれはそれで別にいいのです。
それが分かっていれば、ですね。
もし、そういった訪問者の気持ちに気付いていなかったのであれば、ぜひもうほんのちょっとだけ工夫をしてみてください。
それは、
「アメンバー限定記事を一番上にしておかない」
それだけでいいのです。
アメンバー限定記事を書いたらすぐ次にオープンな記事を書いて、限定記事が一番上にならないように配慮することです。
儲かるホームページの専門家にご注意を
私を含めてのお話ですが、「儲かるホームページとは〇〇だ!」といった意見を持っている自称専門家(もどきを含め)というのは意外にどこにでもいるものですね。
やれ「ヒートマップがどうだ・・・」、やれ「ヘッダーはこうだ・・・」
「電話番号は黒でヘッダーの右端に置かなければダメだ・・・」
「右カラムには〇〇を置いて・・・左には〇〇を置いたほうが・・・」
「あなたの業種なら寒色系ですね・・・」
このように、彼らはいかにもそれらしいことを述べるのですが、100%信用すると痛い目に遭うこともあります。
確かに、これらのアドバイスは過去のいろいろなデータや経験から導き出されたものだろうとは思いますが、そういった法則は果たしていつまでも変わらないものなのでしょうか?
もし人間にとって最適なデザインのホームページがあるとすれば、仮に何か必要なことを検索して発見したホームページが、果たしてその人好みのデザインでなかった場合、内容の重要度を抜きにして閉じてしまうなどということが頻繁に起こっているのでしょうか。
いったいあなただったらどうしますか?
私はデザインの好き嫌いなど全く関係なく、そこに自分にとって必要な情報さえあれば、しかもそれが存在することを見逃さないように目立ってさえいれば全くOKです。
もし、その情報に関して問い合わせる必要があるとすれば、どのような連絡方法があるのか、どこに電話番号が載っているのか必死に探すことでしょう。
要は、そのホームページが訪問者に対して知らせたいと思う内容をしっかりと目立たせているかどうかだけだと思います。
極端な話をすれば・・・ですけどね。
真白なページに赤い文字があるだけ・・・
でも、あなたにとって大発見な情報ならそれでもいいですよね?
あとは体裁じゃないですか?
ウソっぽくないように体裁を整えるんじゃありませんか?
電話してもらうという目的があるから、スクロールしなくても見えるように上のはじっこに電話番号を載せるんですよね?
そのような、最低限やったほうが良い配置条件なら検索すればいくらでも情報は落ちています。
どうか、むやみにデザインにお金はかけないでください。
お金をかける部分はそこではありません。
かけるのであれば、訪問者にお知らせする情報を用意することに関してです。
写真データがあったほうが親切であれば、プロにお願いして写真を撮影しましょう。
お客様の声がたくさんあれば訪問者さんに安心していただけると思うならば、謝礼を差し上げて既存のお客様に協力していただきましょう。
そのほうが生きたお金の使い方だと私は思います。
でも、これは私の考えで、もちろん100%正しいとは思っていません。
信じてはいけませんよ。

