明るく澄み渡った空が広がった一日
それでも秋の空は移り気で週末は全国的に
雨のようです。天気が落ち着かない時期ですね。
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
工事が進んでいる「南蔵王町の家Ⅱ」の現場。
左官さんが漆喰を塗ってくれています。
よく漆喰と珪藻土の違いについて聞かれます。
ご存知でしたか?
漆喰の原料である消石灰は、「調湿」「消臭」
「防カビ」「抗菌」「シックハウスの原因物質の
分解」などの多機能を持っています。
余計な材料(樹脂やスサ)が入っていなければ、
その機能も高く、空気中の二酸化炭素と結合
することにより固まり、固まると元の純粋な
石灰岩に戻って行きます。
つまり漆喰は時間が経てば経つほど表面が
固くなるのです。
「南蔵王町の家Ⅱ」の現場では漆喰が
固くなるまでの措置として腰壁を杉板で
作っています。
これはデザインのアクセントにもなります
ので結構オススメです。
一方、珪藻土は土ですので吸い取る機能、
「調湿性」などに優れています。
珪藻土だけでは「調湿」「消臭」「防カビ」「抗菌」
「シックハウスの原因物質の分解」の機能は
ありません。
ですので、時間が経つとニオイが戻ってしまう
ものや、カビが生えてしまうものもあります。
そして、珪藻土だけでは固まることはできず
、何かで固める必要があります。大切なのは、
「珪藻土を何で固めているか」です。
漆喰や珪藻土は空気を整えてくれる機能
を持っているのですが、果たして過信して
良いのでしょうか?
そのあたりをお話ししましょう。
続きは明日!