「でも平均点は取りましたよ。」
ある生徒がテストを見せに来ていきなりそう言いました。
私はまだ何も言っていません。
おそらく、
いつもより点が取れなかった、
試験に対する自分の努力を認めてほしい、
先生に怒られたくない
そんな感情が混ざって先に言ったのだろうと考えられます。
そんな言葉を聞くと、昔の自分を思い出します。
僕も同じ、悪い点を取ると、
「○○も点が悪かったし」とか、
「まだ下に○人もいるし」とか、
とにかく自分より下にいる人たちを見て
安心しようとばかりしていました。
でも何だかすっきりしない。
モヤモヤが体の中に残る。
安心とは逆の感情が多かったです。
ですが今の自分は、
「○○はあんなことができているし」
「○○さんはもっと頑張っているから」
上を見ることが多くなりました。
いつから考え方が変わったんだろう?
国分の町を一望できるお気に入りの場所があり、時々そこへ行きます。
つい先日、そこへ行き、
眼下に広がる綺麗な夜景をしばらく眺めていました。
僕は星や夜景を見るのが大好きです。
それらを見ると、大きな自然の中にいる自分がいて、
そして悩みや不安が小さいものだと実感できるのです。
自分より大きなもの、素晴らしいものを見るから分かる
今の自分の小さな存在と可能性。
少しは成長し、進歩している証拠なんですかね。
上を見て、自分の小ささを受け入れ大きくなろうと努力できる
素晴らしい事だと思います。
さあ、上を見よう。
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