今年の結婚記念日は
我が子達が私達夫婦の為に協力して
旅館を手配し招待してくれました。
子供が選んでくれた宿の場所は長野県。
諏訪湖に程近い旅館でした。
何と言う偶然でしょう…
35年前、長野に還った先輩家族のある町です。
当時、妻も私も同じ会社に勤めていて
お世話になった先輩です。
旅館から先輩の家まで5分も掛からない距離だと分かり、会いに行く事を瞬時に決めた。
ご家族に挨拶し、昔話に花を咲かせた後は、近くの蕎麦屋で近況報告。その後、半日掛けて名所を順番に案内してくれました。
私と妻だけだったら、こんなにもスムーズな名所巡りは出来なかったろうし、以前よりも増してハリのある声で軽快にガイドしてくれる先輩は、昔と全く変わらず愛されキャラのままで、一緒になって嬉しそうに話す妻を見ていたら、私まで幸せな気持ちになってくる。
この宿を取ってくれた長女に感謝し
お陰で、何十年ぶりの先輩との再会できた。
🫂
このタイミングでの素晴らしいご縁
最大の、ご加護を賜ったと感じました。
そんな楽しかった諏訪観光の行程は
こんな感じです。
1日目
高島城観光→先輩宅訪問→蕎麦屋
霧ケ峰高原ドライブ→立石公園→諏訪大社上社前宮→旅館→舞姫と麗人と本金(造り酒屋)→17時を過ぎた為に泣く泣く5酒蔵巡りを中断し→旅館泊と夜の諏訪湖花火
2日目
諏訪大社下社春宮→諏訪大社下社秋宮→
横笛と真澄(造り酒屋)→
諏訪大社上社前宮→
ハルピンラーメンで昼食→家路に向かう
そんな合間に、こんな事も有りました。
温泉で疲れを癒し、お楽しみの夕食の席で
『結婚記念日おめでとう🥂』
乾杯をして料理に箸を進めようとすると目の前の妻が、子供達への感謝の気持ちを述べながら
嬉しいね…言いながら涙をチビるのを見て
まだ酔ってないだろに?って笑い
そうだね、嬉しいね…応えながら美味しい酒を呑み、昼間の先輩との楽しかった観光の話をして部屋に戻り花火を見て、また呑んで就寝。
翌朝、朝食の席につき何処にでも出そうな朝食の小鉢を見て妻のよそってくれたご飯にボォーッとしながら箸をつけた。
現在、平日の、まだ朝8時…
なぜか、唐突に職場で働く3人の子供達の姿が順番に頭に浮かんで来た。
身体を使って働いてくれたお金で、この宿に泊まらせてくれたんだよな…
飯を噛み締めるうち、この朝食は何物にも変え難い朝食なんだ…と思わずグッときて、おしぼりで目を拭いました。
食事の前、妻が『いただきます』を言いながら
🙏手を合わせる姿を見て
いつもは、そんな事しないのに?
思っていたけど…ここで理解した。
日を跨ぎ、2人して涙してしまった次第です。
笑笑 笑
2人にとって、この結婚記念日は、これが1番の思い出になったかもしれません。
子供達よ
優しい成人に育ってくれて
ありがとう🙏