札幌こどもスポーツ整体。20年以上の実績!Kコンディション -1398ページ目

RICE処置(応急処置)

Rest=安静,Icing=冷却,

Compression=圧迫,Elevation=挙上の

頭文字をとった言葉でRICE(ライス)処置と呼び、

捻挫,打撲,肉離れなどのスポーツ外傷に

対処するための基本的な方法です。


医療機関への搬送が必要なほどの怪我でも、

RICE処置を的確に行えば

最小限に抑えられる可能性があります。
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・Rest=安静

怪我をしたら安全な所に移動して、

できるだけらくな姿勢や肢位をとり、

局所(怪我をした部位)だけではなく

全身を安静にさせましょう。


これは腫れる可能性があるのに動いてしまうと

全身の血液循環がよくなって腫れが

悪化してしまうからです。


また、安定しない部位の怪我はシーネ(あて木)で

固定し、少しでも動かさないようにして

悪化を防ぎましょう。


・Icing=冷却

アイシングは受傷直後に素早く実施し、

患部冷却時間の目安は2040分間とします。


アイシングを再開する目安は、

冷却によって麻痺していた感覚が

再び回復したら行い、48時間は繰り返し


冷却するようにしましょう。

捻挫や打撲などの急性期(受傷直後)には

コールドスプレーや冷湿布は効果が全くありません。

(凍傷に注意すること!)
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・Compression=圧迫

患部を包帯や伸縮性テーピングを用いて

圧迫することによって内出血を抑制させます。


圧迫の注意点は過度に圧迫させないことで、

強すぎる圧迫は神経や太い血管にまで

影響を及ぼし、四肢の遠位部にしびれや

変色がでる場合があります。


圧迫したときには必ず時間をおいてから、

変色やしびれを再度確認するようにして下さい。


・Elevation=挙上

患部を心臓よりも高くしておくことにより、

内出血による腫れを防ぎます。


足関節や膝関節の怪我であれば、

座布団やタオルなどを下に入れて

挙上すると簡単です。睡眠をとる場合にも、

受傷した日は同様に挙上しましょう。