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前前回、運を知って運に乗る事について書きました。

でも本当に恐ろしい話、うまく運に乗ったが為に
大きく失敗する人達もいます。
しかも不動産業界には物凄く多い。

そんな人達に共通して言える事の一つとして
「運を自分の実力と勘違いしている」
本当に不動産屋に多いですよ。
おかげでスルガ銀行は、不動産業界に勤務するサラリーマンには融資してくれません。

要するにすぐチョーシに乗るのです。

高級外車に乗って、銀座のクラブで接待して、事務所がやけに派手で
名刺がホストみたいなデザインで、手首にアクセサリーをつけて、ワイシャツのボタンを2つ開けて、、、

挙げるとキリありませんが、
彼らがリーマンショックで消えて行くのを相当数見ました。

決して怪しいブローカーの人達の話ではなくて、不動産会社の話です。
上場企業も例外ではありません。

PMC、クリード、ジョイントコーポレーション、アーバン、アルデプロ、プロパスト、、、
一時期は勢いのあった会社は、リーマンショックを期に民事再生になったり、
すっかり今では見る影もない会社ばかりです。
優秀な方々の多かったのに、残念です。


結局はうまく不動産市況の上昇気流に上手く乗れて、いい運を掴めたのに、
それを実力と勘違いして、更なる拡大路線を大々的に打ち上げて。
私に言わせれば、不動産の右肩上がりの市況のおかげで成長できたのであって、
決して社長のカリスマ的不動産投資のおかげではありません。

とある上場企業の社長は
「売上を数倍にして三井不動産を超える」
と鼻息荒くしてました。
それを聞いて私はとても違和感を感じて直観的に感じました。
「この会社、終わったな」
その後リーマンショックでその会社は本当に終わりました。

拡大路線は時代をよく理解しないと、あっという間にクラッシュします。
不動産市況に過熱感がある(不動産バブル)のに、それに気づかずに拡大するとババを掴むのです。
バブル期に買わない判断を下す人こそ本当に実力のある人と思います。

失敗する人達の行動をよく理解し、反面教師にしなければいけません。
不動産バブル期には絶対に買ってはいけません。
どんな時が不動産バブルなのでしょうか?

これは答えはありません。
大切なのは自分の直感だったり、勘に拠るところも結構あります。

私が経験上、不動産バブルかを見分ける時代背景として以下の事を参考にしてます。
・銀行が不動産業界に積極的に融資している。
・不動産業界に転職する人達が多い。
・「今は不動産バブルでは無い」という、半ば言い訳のような議論がされている。
・収益還元価格を前提に価格設定されている。
・出口想定の価格に無理があるのに、無理がないような作文をして稟議書を作る。
・本屋には「不動産は今が買い時のこれだけの理由」のような見出しをよく見る。

こんな状況を目にしたら、もしかして買い時は終わったのか?と立ち止って考えてみるべきでしょう。


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