
相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺展
金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史
2025年3月29日〜5月25日
東京藝術大学大学美術館
前期を訪問。
お目当ては、円山応挙《七難七福図巻》、天災巻・人災巻・福寿巻の全3巻。2016年の根津美術館以来、9年ぶり2度目の鑑賞となる。
作品リストを事前に見て、リストの最後の方に掲載されていること、前後期で場面替があることを確認する。
入場後、《七難七福図巻》に直行すべく、まずは地下2階フロアに向かい、第1展示室にちょこっと入ったフリをし、第2展示室にちょこっと入ったフリをし、エレベーターで3階フロアに向かう。順路と異なる動きをすると、係員から声がかかるためである。
展示室の左手、出口近くのところに、絵巻を展示してます風の展示ケース2台を見つける。
手前のケースをのぞくと、福寿巻が展示。
えっ、展示ケースはあと1つしかない。
と、もうひとつのケースをのぞくと、天災巻と人災巻が展示。
えっ、前後期を訪問しても、天災巻と人災巻については全場面を見ることができない!
前期の《七難七福図巻》の公開。
天災巻は、最後の2場面で、全体の20%弱。
人災巻は、中ほどの3場面で、全体の25%弱。
福寿巻は、前半部分で、全体のほぼ50%程度。
後期も同じような配分の公開となるのだろう。
2016年の根津美術館では、前後期で半分ずつ見ることができたのに。
下がってしまったテンションは、以降も復活しない。中国美術や雪舟、若冲など興味深い品が多数展示されていたのだけれども。
後日、NHK日曜美術館を見る。取り上げたのは、中国美術や雪舟、若冲が中心で、《七難七福図巻》には触れられなかった。坂本美雨氏が途中から登場しなくなる。中国美術が不得手なのだろうか。