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まず昨日のねらいの振り返りを短く。
中京2歳Sは朝方の予想では、5枠の①人気スターアニスに距離不安があるというか、坂のあるコースが初めてで、最後に脚が上がって差されるのではないかと思い、距離経験のある6枠のパープルガーネットを中心視しましたが、昨日の中京の枠連の動きを見ていくと、258枠の筋目が優勢なのは動かしようがなく、翻意しておとなしく5枠のスターアニスを軸馬にしました。最後に差したのが4枠のキャンディード(前走1200で1400距離経験なし)だったのは、ちょっと予想外でしたが、馬券の方は何とか的中でした。
新潟も一日の流れとしては258枠が優勢と判断し、メインの新潟記念は朝の狙い通り8枠のエネルジコが軸と見ました。レースでは最後シランケドとの叩き合いに半馬身遅れる惜敗でしたが、休み明け初戦としてはまずまずでしょう。3着のディープモンスターも念のため拾っておいたので、三連が①②人気鉄板のレースにしては少しだけいい配当になりました。結果は以下のとおりです。
*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝予想、右は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位、(* )はサンプル不足の参考値
中京11R 中京2歳S GⅢ
1着 キャンディード ⑥4⃣ △ △ 3.8
2着 スターアニス ①1⃣ 〇 ◎ 4.6
3着 マイケルバローズ ③2⃣ △ 〇 3.4
*朝予想◎パープルガーネット5着/ライヴ予想では的中
新潟11R 新潟2歳S GⅢ
1着 シランケド ②1⃣ 〇 ◎ 4.7
2着 エネルジコ ①5⃣ ◎ 〇 4.8
3着 ディープモンスター ⑦3⃣ △ △ 3.5
*朝予想◎エネルジコ2着=三連的中
【中京2歳Sレース後コメント】キャンディード北村友一騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba
【新潟記念レース後コメント】シランケド坂井瑠星騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba
さて、月が替わっていよいよ秋競馬の開幕です。今日はスプリンターズSの重要な前哨戦である、日曜阪神のセントウルSを検討してみます。今月末のGⅠを狙う有力どころが出てきますが、新興勢力の台頭も期待される注目の一戦です。過去10年のデータを参考に、狙い馬を絞り込んでみます。
産経賞セントウルS【2025年9月7日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
産経賞セントウルステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2025年9月7日阪神11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
年々時計が早くなるスプリント戦ですが、一番時計は、1分6秒台の快時計が出た函館SSで0.4差6着だったカルチャーデイの1分07秒0(上がり34.4)です。1分7秒台の持ち時計でこれに続くのは、ママコチャとトウシンマカオの二強と、8月の中京・長篠Sを勝ってop馬入りしたばかりのワンダーキサラに、ウイングレイテスト、ヨシノイースター、3歳牝馬のアブキールベイあたりでしょうか。ジャスティンスカイやエコロジークもぎりぎり有資格かもしれません。
2)性齢
〇3歳 5頭 〇4歳 7頭 〇5歳 10頭
〇6歳 6頭 〇7歳 2頭
/〇牝馬 11頭 〇騸馬 0頭
3)前走(ステップ)
〇北九州記念 8頭(※時期変更)
〇CBC賞 3頭(※時期変更)
〇函館記念 3頭
〇アイビスSD 3頭
〇高松宮記念 2頭
〇安田記念 2頭
〇チェアマンズS 2頭
〇京王杯SC 2頭
4)血統
流行りすたりもありますが、ノーザンダンサー系(ND)とナスルーラ―系がとりわけ好成績を上げる「意外性」のあるレースです。数が多くなるので、NDで該当馬を拾っておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・エコロジーク :父Twirling Candy(Fappiano系)/母父Bernstein(Storm Bird系)
・ティニア :父Frankel(Sadler's Wells系)/母父Giant's Causeway(Storm Bird系)
・デュガ :父Practical Joke(Storm Bird系)/母父Canadian Frontier(Gone West)
・ママコチャ :父クロフネ(Vice Regent系)/母父キングカメハメハ
・モズメイメイ :父リアルインパクト/母父Frankel(Sadler's Wells系)
・レッドアヴァンティ:父ドゥラメンテ(キングカメハメハ)/母父Invincible Spirit(Danzig系)
・ワンダーキサラ :父ザファクター(Danzig系)/母父Medaglia d'Oro(Sadler's Wells系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
(データ分析:産経賞セントウルステークス 今週の注目レース JRA)
① ②人気以内が堅実:複勝率70%
② 5歳以下が中心:連対率85%
③ 前走GⅠ・GⅡ格の馬が優勢
:複勝率44% 重賞以外から臨んだ馬の複勝率6.9%
④ 過去6年の勝馬はキャリア19戦以内、前年以降重賞勝ち実績あり
浮上するのは「二強」よりもカンチェンジュンガとショウナンザナドゥで、「二強」はその次です。
6)宮田式バイオリズム◎
・アブキールベイ 3・1・1・3
・エコロジーク 3・0・0・2
・トウシンマカオ 8・2・2・11
・ワンダーキサラ 4・7・2・14
7)結 論
実績を考えれば、去年1・2着のトウシンマカオとママコチャが強いと思いますが、本番は次なので、調整次第では新顔が穴をあけるシーンもあると思います。一応中軸はトウシンマカオの方ですが、相手にはママコチャよりも3歳のエコロジークを抜擢します。冬は海外を転戦していて素性が知れませんでしたが、8月の新潟直千競馬で国内復帰し、能力の片鱗を見せてくれました。鞍上が誰になるのかまだわかりませんが、連絡みだけでなく、逆転まで期待しています。あとは、CBC賞組からカルチャーデイとジャスティンスカイに、カンチェンジュンガとヨシノイースターの実績馬、3歳牝馬のアブキールベイとショウナンザナドゥ、あともう一頭、時計の裏付けのあるワンダーキサラまで押さえてみたいと思います。まとめると、
◎トウシンマカオ 〇エコロジーク ▲ワンダーキサラ……
で、少し波乱の要素もあると見ていますが、どうでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。酷暑続きのまま9月に入りましたが、まだしばらくはこんな感じでしょうか。今日も一日無事であるよう祈ります。