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ATOMIC(アトミック)のブログ

原子状水素水を用いた新しい美容技術を書いております。

《アトミックウォッシャブル解説》

毛髪内部および表面に不純物およびアクリル樹脂、カルシュウム、乳化剤、界面活性剤、洗剤、シリコン、残留還元剤、その他・・・

そして毛髪で最も大きなダメージを与えたんぱく質の流出を促がしてしまう残留アルカリ。
これらの残留物が技術者とって毛髪を美しく仕上げるための大きな弊害であります。

パーマ液は還元剤であります、しかしながら毛髪に対してそのSS結合のみを還元するわけではありません。

パーマ液に10円玉をつけると10円玉表面の酸化物は還元されその本来の美しさをとり戻します。

還元剤はSS結合のみを還元するものではありません、回りの酸化したものに対して電子を与えて還元を促します。

還元とは!

(1)水素を与える

(2)酸素を奪う

(3)電子を与える

これは化学の基本であります!

ここで最も大切なのは還元させる物質に対してその抵抗値を有する酸化物が少なければ少ない方が還元剤の能力は生かされるということですつまり、80ccの還元剤を使用する場合、毛髪の酸化物が多い少ないで当り方が変わってくるということです。

毛髪に含まれる酸化物が多いため必要以上にパーマ液を多く使用してしまうことが最もダメージの原因であります。

そしてもう一つの決まり事は

還元とアルカリ剤は関係ないということです、本来還元にはアルカリは必要ありません。

酸性パーマや、中性パーマと呼ばれる言葉がある通り還元剤が侵入できればアルカリは必要ありません。
ですが、毛髪表面が非常にしっかりしていたりまたは酸化物および皮膜に覆われている場合、還元剤の侵入を促すためにアルカリ膨潤の力を用いて薬液の浸透を良くするため使用されています。

アルカリ剤について知っておかなければならないこと。

OH- =水酸化物イオン 、PH試験紙でアルカリ性を示す
H+ =水素イオン、PH試験紙で酸性を示す

これらの事は皆さんもご存知なのですが、ここで関係するのが引力と斥力(せきりょく)です。

プラスとマイナスはお互いを引き合うこれが引力です

マイナスとマイナス同士が弾き合う力を斥力といいます


NaCl塩化ナトリウムつまり食塩です
乾いた状態の食塩(NaCl)
通常の状態の食塩は電気的にプラスとマイナスが同じ分量ですので電気的に± 0となり粉末の状態です。

食塩を水に溶かします。

ここでイオンに分かれます。つまりイオンとは水溶液中でのことです。

食塩の場合水中ではプラスの電荷をもったナトリウムイオンNa +とマイナスの電荷を持ったCl ̄塩化物イオンとして存在しています。

そしてまた水分を蒸発させていくとその残留物としてイオンがくっつき食塩としてまた現れます

水分または水は電化的には負の電荷を持ちます、例えば小さい頃よく下敷きを髪の毛にこすって髪の毛を持ち上げたことが皆さんあるはずです、静電気です。

塩化ビニールの下敷きで髪の毛を擦ると下敷きのほうはマイナスに帯電し髪の毛はプラスに帯電します
そして下敷きを持ち上げていくと+の毛髪はマイナスの帯電を帯びた下敷きに引き合うようにように引力で持ち上がります。

しかしこの現象は毛髪と下敷きが乾いているときの場合です 

下敷きと毛髪が引き合ってる時に霧吹きで水をかけるとその力は失なはれます、つまり水が負の電荷を持っておりマイナスとマイナスで斥力が生まれ反発し合うため髪の毛は下敷きと毛髪は引き合うことができません。

毛髪に使用されてるアルカリ剤の性質もこれと同じような作用します
毛髪内に侵入したアルカリ剤は乾いてるときはアルカリ剤として毛髪内部の不純物と存在しています
そしてシャンプーなどの水分が作用してくるとアルカリ剤(OH-)の斥力が発動し水分や毛髪内部で傷んだ場所(ダメージ毛または損傷部分は電荷的にはマイナスです、傷んだ髪用のトリートメントがカチオン(+)の電化的性質を持ったものが使われるのもこの引力を利用するためのものです。

還元は物質の美しさを取り戻したりパーマではSSを切り離して形を整え元のSS結合に戻すことができます。

しかしアルカリは斥力による無差別な膨潤と言う名の切断でありますので還元と違って元の状態につなぎ合わせることができないし、毛髪内部に残った残留アルカリをきちんと処理しないとシャンプーのたびにその危険にさらされます、シャンプーのたびにヘアカラーの色素が落ちていくのも、ケラチンの崩壊などの現象も全て残留アルカリが原因です。

(1) 毛髪内部の損傷

(2) 油分補給   

(3) 毛髪内部残留アルカリ処理

(4) 毛髪表面残留酸化物処理

(5) アクリル樹脂除去

(6) 酸化物処理 アトミックチャージまたはアトミ ック3

ここまで説明した理論を踏まえてアトミックウォッシャブルの手順説明に入ります。

 

《アトミックウォッシャブル工程》

※手順1

毛髪内部のダメージを確認します、ケラチンの崩壊やヘアカラーによる色落ちなのでパサパサしてる状態のときは内部に。アミノ酸を補給します。

乾いた髪の状態に還元型トリートメトを適量塗布しコーミング


※手順2

ヘアカラーおよびパーマによる残留アルカリによってゴワゴワしてる場合たっぷりと酸性の油をまんべんなく塗布します

残留アルカリ処理


 ※手順3

ウォッシャブル洗浄液塗布  コーミング


※手順4

アトミック3(原子状水素水3ppm)
電動スプレーヤーを用いて塗布

この時毛髪の隅々まで行き渡るように指で髪の毛をかき分けながらまんべんなく浸透させます

その後、アクリル製の布またはシルクの布などで優しく毛髪上の汚れを拭き取ります
残留界面活性剤や洗剤、乳化剤を、除去するのが目的


※手順5

クリームリモネンをたっぷりと塗布しアクリル樹脂を除去します


※手順6

シャンプー台にてバブリング

少量のシャンプーで包み込むようにやさしく洗い上げます


※手順7

よくすすいだ後プラチナジュレを毛髪になじませます、この時プラチナが毛髪のダメージホールに吸着しますので一時的にギシギシします
その後もう一度よくすすぎます

※手順8

ノンシリコントリートメントを塗布します

※手順9

タオルドライしてある程度の水分をふき取りその後アトミック3(原子状水素水3ppm)を塗布します
水道水の塩素などの残留したものを除去します

水素はビタミンCの180倍もの力で分解できます(塩素除去)

その後Wエッジ(酸性オイル)を塗布しまたは油分の補給の必要な方はフラッシュオイル(天然オイルにシリコン2%配合)を1から2滴Wエッジと混ぜ合わせ髪になじませてブローして終わりです。

 

毛髪内部の補強および毛髪に付着している酸化物を処理しなおかつ残留アルカリを処理しますそして毛髪に水素を与え美しい髪へと導くのがアトミックウォッシャブルです。