こんばんわ、麻生です。

いまあらゆる商品が市場にある中で、

同じ商品では後から勝負しても勝てないので

いかに差別化するか。ということは前から言われていることです。

では、どのように差別化すればよいか。。。

いくつか例を挙げましょう。

パンパースというおむつがあります。

このパンパースは紙おむつです。

昔はおむつといえば、布おむつが主流でした。

その中でパンパースという紙おむつが発売されたのです。

紙おむつというカテゴリーを一番最初に作ったのが

パンパースということです。

いまパンパースは紙おむつというカテゴリーの中で

圧倒的王者に君臨しています。

そのメソッドはなんでしょうか。

それは、他社とアピールポイントを変えていったからです。

おむつの主目的。それは漏れないということですよね。

漏れないというアピールからお肌にやさしいとしたわけです。

赤ちゃんに喜ばれるお肌にやさしい紙おむつです。

このアピール、つまり他者とアピールを変えたことで

ポジショニングに成功したのです。

続いて

パソコンとＭＡＣというのがあります。

ＭＡＣはなぜ他者より売れていったのか。

なぜなら、ＭＡＣはパソコンという大きなカテゴリーから

離れたからです。テレビのＣＭでパソコンとＭＡＣがそれぞれ

擬人化して、お互いに話すシーンがあります。

パソコン「君もパソコンなのになんでＭＡＣって呼ばれてるの？」

ＭＡＣ「僕はプライベートで使われることが多いからみんな親しみを持って

ＭＡＣって呼んでくれるんだ」

という会話があり、それぞれの服装はパソコンがスーツでメガネをかけた

サラリーマン。ＭＡＣはラフなかっこうで、役者もさわやかな感じ。

つまりＭＡＣはパソコンとは違って、クールなものだとポジショニングをしたわけです。

その後もアップルは自社の製品はクールだとイメージを植え付けるような

ＣＭを流し、ポジショニングに一貫性があります。

このように、ポジショニングというのは、競合とは

もはや競合ではなくなり、比べられなくなります。

では、その具体的な作り方が気になりますよね。

それは

絞ることです。

何を絞るのか。

１つ、顧客です。

再春館製薬所のドモホルンリンクルはどの年齢層にアピールしていますか？

はい。そうですね。

２つめに、ベネフィットです。

パンパースは最近Ｙｏｕｔｕｂｅでも広告が流れますが、

一言も漏れないと言わずにさらさらでお肌にやさしいという

ことをひたすらアピールしています。

これはここにサラッっと今書いていますが難しいです。

簡単ではありません。

是非新しいカテゴリーを作り出して、そこで１位になり続けてください。

そうすれば、あなたが思う成功も手に入るかもしれません。

では。