『メリダとおそろしの森』(2012年)
(あらすじ)
王家の伝統に嫌気がさしていた王女メリダは、
自分の結婚を強引に進める母親と衝突し、
城を飛び出して、
森の魔女に
「自分の運命を変えてほしい」
と頼む。
それによって母親は熊になってしまう。
また2日後までに魔法を解かなければ、
母親はずっと熊のままだ。
メリダは母親の魔法を解くために奮闘する。
・・・という話。
みんな大好きなピクサー。
その最新作となれば、
見ないわけにはいかない。
個人的には、
『カーズ2』を除いて、
ピクサー作品は全部大好きで、
DVDも全部持っている。
そんな筆者の感想としては、
好きになりたい自分が8割と、
それでも映画好きとして文句を言いたいのが
残りの2割という感じ。
ディズニーのお家芸と言える、
「お姫様」の物語だが、
古典の作品群と違って、
近年の、
『プリンセスと魔法のキス』よろしく、
主人公(お姫様)が自分の幸せのために
精一杯努力をするという点で、
現代社会をちゃんと反映させていて、
とても好感が持てる。
またテーマ的に、
「母と娘の絆」
「主人公が現実と折り合いをつける」
という2点で、
『おおかみこどもの雨と雪』に通ずる部分がある。
そういう意味では、
同じ時期にこの2つを劇場で見れたことは、
貴重な映画体験だった。
映像的にも、
序盤に出てくる
メリダが得意とする弓矢のシーンは、
かなりベタだが、
一瞬で気に入った。
一方で、
突っ込みどころや文句も多く出る作品だろう。
いろいろあるが、
筆者的には主に以下の2つ。
①邦題がイマイチすぎる。
過去に成功した、
『レミーのおいしいレストラン』
や
『カールじいさんの空飛ぶ家』
に倣ったものだろうが、
正直、劇中で「森」が恐ろしくなることはない。
これは完全な邦題ミスだし、
さらに、
劇場に張ってあるポスターのキャッチコピーも、
意味不明である。
意味不明すぎて覚えてもいないよ。
②映画のメッセージをナレーションで言い過ぎ。
これは流石にくど過ぎた。
むしろちょっと押しつけがましくて、不快に感じるくらいだ。
・・・と言いたい部分はあるが、
筆者個人心情的には、
やっぱり好きでありたい作品だし、
おそらくDVDも買うだろう。
ただ客観的に考えると、
作品単体としてはのクオリティは、
『ウォーリー』
『トイストーリー3』
『カールじいさん・・・』
などの神作品には残念ながら遠く及ばない、
と感じてしまうことは否めない。














