ワールドサッカー狂喜乱舞 -27ページ目

就職人気企業ランキング

 

 リクルートがまとめた2006年春の大学卒業者の就職人気企業ランキングが発表された。

 

 1位 全日本空輸

 2位 トヨタ自動車

 3位 JTB

 4位 JR東海

 5位 サントリー

 6位 電通

 7位 積水ハウス

 8位 日産自動車

 9位 博報堂

 10位 日立製作所

 

 毎年人気のトヨタ、JTBをおさえて全日空が初の1位を獲得した。JR東海が4位にはいるなど運輸、旅行関係の企業が人気を集めた。

 また、話題のフジテレビは前年の11位から22位に後退。NHKも18位から64位へ急落した。

 

 就職人気企業ランキングというのは色々な企業が発表しているが、就活をする学生のほとんどが利用する就活サイト・リクナビを運営するリクルートの発表だけに信憑性がある。まぁ人気の企業だからいい企業だというわけではないだろうが。

 

             rekuru-to

             

横峰さくら・初優勝!

 ついに横峰さくらが女子ツアーで初優勝を果たした。舞台は熊本空港CC・ライフカードレディース、去年惜しくもアマチュアとしてのプロツアー優勝を逃した場所だ。2週連続で最終組でのラウンドになった横峰は14番まで2バーディー、2ボギーのイーブンパーと手堅いゴルフ。しかし、15番ショートホールでの第2打を痛恨のミスショット。一時は1オーバーとスコアを落としたが17、18番で会心の連続バーディーを奪い逆転での優勝となった。

 

 18番のパー5のロングホールはともかく、17番は難しいホール。第2打をグリーンにうまくのせた後のバーディーパットが見事。去年まではパットに泣かされていたイメージが強かったが今大会はパットのうまさが目立った。元から横峰はロングドライブが武器の選手であり、そこに今大会のようなパットの技術が加わったとしたのなら、これからの女子ツアーでも度々横峰の優勝シーンにお目にかかるかもしれない。

 

 横峰さくらといえば、お父さんとのコンビで駆け上がってきたことで有名だが、そのお父さんが今大会降りたはずのキャディーに再びつき初優勝に導いた。先週、トップで最終日をむかえながら崩れてしまったのだが、先週との違いはそこか。お父さんのキャディーを卒業したいと去年からの悲願が叶っていたが、その支えはバカにできないものだということが証明されてしまったかもしれない。

 

 ともかくアマ時代から応援している横峰さくらがプレッシャーに打ち勝ち、優勝を果たしたことはうれしいの一言に尽きる。

  

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社外取締役・中田英寿

 金融庁は、取引所に上場するすべての企業に対して、経営陣から独立した社外取締役の起用を義務ずけるルールを採用するように、主要な取引所に要請するようだ。

 社外取締役。最近よく耳にするようになったこの役職なのだが、その名のとおり自社以外から登用した取締役のこと。その役割は第3者としての監査役で、業務を執行しなことにより、また従属した立場にいないことにより、客観的に経営判断できる取締役という位置づけとなっている。

 ライブドアによるニッポン放送の株取得などをきっかけに、敵対的買収から会社をいかに守るかに関心が集まっているのだが、一方で企業の買収によって経済にダイナミズムが生まれるということもある。社外取締役は過剰な防衛はないかなどのチェックをする役目でもあるのだ。

 有名な例でいえば日産のカルロス・ゴーン社長はソニーの社外取締役をつとめている。他にも最近では学者やジャーナリスト、外国人など人材は多様化している。

 第3者として公平な視点から企業を見るのが仕事というが、他の企業の社長や重役などを起用するというのは、はたから見るとちょっとした業務提携に見える。お互いの利害が絡んでくる関係で果たして公平な判断がくだせるのだろうか、それにただでさえ自分の仕事で忙しいお偉いさんや、著名人の方が片手間に行えるような役割なのか、給料の面など色々と興味はつきない。
 そういえばサッカーの中田英寿は東ハトの社外取締役だったっけ。これは完全な企業イメージ役であるが、月に一回の会議で年間1500万円の収入とは…うらやましい限りである。

         

     go-n             nakatat

 

石油の代替燃料

 現在エネルギーの石油に対する依存度は非常に高い。しかし、最近の歴史的な石油高と環境規制強化によって石油代替燃料の需要が高まっている。

 日本の石油消費の内約4割が自動車向けであり、この代替燃料が依存度引き下げの鍵を握る。そこで注目されているのがGTL(ガス・ツー・リキッド)やDME(ジメチルエーテル)などの天然ガスを加工した新燃料であり、今自動車業界注目の燃料電池である。

 

 三菱商事はカタールでシェルと組みGTLを世界最大規模で量産に入る。総事業費6300億円のうち最大に600億円を負担し、一部を日本に輸入する計画。

 GTL(ガス・ツー・リキッド)とは天然ガスを一酸化炭素と水素に転換し、触媒で分子構造を組み替え、軽油などを生産する技術・製品である。主にディーゼルエンジン車に使い、硫黄分などがほとんどゼロで、環境への負荷が軽い。都市ガスに使う天然ガスは液化して海上輸送する必要があるが、GTLは液体のまま運べ、給油所が利用できる。

 

 石油は使いすぎており、あと数十年で使い切ってしまうと言われ続けていた。天然ガスなどは昔から石油の代替燃料として注目されていたがそのコストの高さによりあまり実用化はされていなかった。しかし、環境にやさしい天然ガスに環境規制強化の中、大規模な実用化に向けた動きがでてきている。

 

             tennnen

驚愕のミラノダービー

  昨夜フジテレビで放送されたチャンピオンズリーグ準々決勝第二戦、ミラノダービーはファンが暴走して発炎筒を投げ込み、それがミランのGKジダに当たるという最悪の結末を引き起こした。残念。

 

 なにが残念って、残り10分強残っており奇跡のチームであるインテルが何か引き起こす可能性が残っていたからである。実際、準決勝進出に必要な4点を奪うのは不可能だとは思うが、その試合を勝利することは十分に可能だったわけだ。

 インテルはこれで今年の公式戦3敗目、しかもその3敗全てミラン相手…。せめてあの試合だけでも勝ってほしかった。

 

 残念だと思わせたもう1つの要因は、その試合内容が見ていて熱くなれるものだったからだ。今までならイタリア勢同士の戦いということで退屈な守りあいになるところだが、今年のインテルは一味違う。

 この試合、両サイドにキリ・ゴンザレスとファンデル・メイデを据え、中央にアドリアーノという布陣。そして中盤にはベロン、カンビアッソ、ザネッティをおき、サイドからのパス回しからセンタリング、そして中央でアドリアーノがDFと1対1となればすかさず放り込んで勝負させるというパターンでミランの堅守に挑んだ。

 

 序盤から両者とも緊張感が高く、見ているほうが怖くなるほど玉際の攻防が激しかった。テンションはまさに高校サッカーといった感じ。展開としてはインテルが押し込む場面が多く、ミランはカウンターを狙う形。しかしそのミランのカウンターの切れは相変わらず鋭い。特にカカが前を向くとスピードが急に上がり、危険な香りを漂わせる。

 結果としてはシェフチェンコのすばらしいミドルシュートで勝負はついてしまったのだが、こんないい試合をぶち壊したインテルファンは許せない。そしてリバプール相手に勝ちを逃したユーべはもっと許せない…。

 

          da-bi-               shefu

 

史上最強のオトコ

は棋士の名前を何人知っているだろうか?若い世代の人の中では将棋ファンの人でない限り10人以上の名前をあげる人はいないだろう。少し知っている人で森内名人、谷川九段、佐藤棋聖といったタイトルホルダーの名前をあげる程度だと思う。しかし、10人に聞いたら9人、いや10人から必ず名前があがる棋士がいる。羽生善治である。
 先月25日、第30期棋王戦五番勝負の第3局が新潟市で行われ、98手で挑戦者の羽生善治王将(34)が谷川浩司棋王(42)を破り、3連勝で奪取した。羽生氏は3期ぶり通算13期目の棋王獲得で、王将・王位・王座と合わせ、1年3カ月ぶりに4冠へ返り咲いた。 
 羽生氏は一昨年11月から昨年6月にかけて、森内俊之名人(34)に竜王、王将、名人を奪われ、タイトルは王座の1冠となっていた。だが、9月に谷川から王位を奪い、今月10日に森内から王将を奪回。4連勝した王将戦に続き、棋王戦でもストレート勝ちし、将棋界7冠の過半数を再び制したのである。
 26歳の時に前人未到の7冠を達成し生きる伝説となった羽生善治氏は将棋の代名詞となっている。ここ近年調子を落としその実力に陰りが見えてきたと思っていたところでのこの快進撃である。ある棋士に「史上最強の棋士は?」と尋ねたところ迷わず「羽生さんです。」という答えが返ってきたという。やはり史上最強棋士にはタイトルがよく似合う。

 ~タイトル獲得数~
●1位…故大山康晴十五世名人 80期
●2位…中原誠永世十段(57) 64期
●3位…羽生(名人4、王将8、竜王6、棋聖6、王位10、王座13、棋王13) 60期

沸騰するガソリンの値段

 石油連盟の渡文明会長(新日本石油社長)は13日の記者会見で、5月のレギュラーガソリンの店頭価格について、「現在の1リットルあたり122円程度から130円近くまで値上がりする可能性がある」と述べた。(読売新聞)

 

 ここ最近中東の政情が不安定ということもあり値上がりしていた石油の価格。そしてそれに比例していくガソリンの値段。自分もよく車を利用するのでこの問題は深刻だ。自分が中学生くらいの頃は1リットル85円くらいの時期もあった気がするのだが…そのころくらいに戻ってはくれないものか。

 

 そもそも日本は他の国に比べてガソリンにかける税金が高い。1リットルに50円以上の税金をかけている国など他にはほとんどない。そのぶん消費税が低いからしょうがないとするしかないのだが。

 

 最近急に増えてきたセルフのガソリンスタンド。人件費の削減、これもガソリン価格の高上に原因がないとは言えないはずである。個人的にはセルフのガソリンスタンドは好きだ。貧乏学生にはガソリンを満タンにいれる余裕はないが、店員がいるとどうも2000円分とは言いにくい。セルフなら人の目は気にならないというわけだ。

 

 とにかくこれからもガソリンの値段には敏感にならざるを得ない。早く中東との関係(特にアメリカ)が修復してほしいものだ。

 

                                          ga

中国の反日運動を見て思う

 中国が大変なことになっている。中国全土で起こっている反日デモ、そしてそれを黙認する中国当局、理に解せないことというのは世の中にあるものだ。この国家単位での理不尽な出来事に自分を含め多くの日本人が首を傾げている。

 

 最近めっきり動きの少なくなったライブドア対フジテレビ問題に代わって、今ニュース番組ではこの中国での出来事の解説、今後の展開の予想などを行っている。それによると中国ではこの10年の間に行われた愛国教育として反日教育が行われ、その結果がこのデモに繋がっているという。

 

 ん…デモ隊の怒りは日中の歴史を正しく書いていないとして日本の教科書に向けられているはずだが、ではこんな非生産的なデモを起こす若者が学んできた中国の教科書の内容は…?ということにはならないのだろうか。不思議なことになっていないのである。

 

 反日を教育に使う中国の教科書には我々日本人が理解に苦しむような記述がなされていることは間違いない。それは日本の教科書に書かれた中国とは比べものにならないほど醜いものに違いないのだが、そんな彼らの教科書を見直すように日本が求めたという話を聞いたことがない。

 

 なぜそんな反日教育を黙認するのだろうか。中国当局が反日デモを黙認することはもちろん納得がいかないが、中国の反日教育を黙認する日本政府にはもっと納得がいかない。日本の政府はいつも受身であるが、時に前にでていかなければ解決しない問題もあるはずだ。アジアカップでの反日運動といい、いい加減いい気になって国旗を燃やしている中国の若者を見るのは我慢ならない。

 

 …冷静になって少し見方を変えて、もっと学生である自分の視点から考えてみたい。反日運動に1万人もの人が集まってしまう中国。自分の貴重な時間を使ってまで自国のために運動するところを見ると、愛国教育が実ったとも考えられる。しかしインターネットや携帯電話を通じて集まった彼らの内のどれだけが自分達が行っているそのデモ行為、投石などの暴力行為に対して正しい理解を持っているのだろうか。

 

 投石などの暴力的なことを許す反日教育の方が、人としての教育に勝るのだとすれば中国の教育、政策は間違っているとしか言えない。そんなことも分からないようでは、これから世界を引っ張っていく存在として不安を感じざるをえない。

 

 最後に韓国との竹島問題でも感じるのだが、自分には一銭の得にもならない歴史問題や領土問題のために個人的な時間を用いて運動を行う人達…他にやるべき事はないのか?意気揚々と竹島に乗り込んで国旗を掲げていた韓国人のおじさん、家族のために働けよ。領土問題は国家レベルの問題であり個人レベルではどうにもならないことだし、そもそもそこは君の土地ではないから不法侵入である。もっと視野を広く持って世界を見れば、日本との関係にそれほどまでこだわることに意味がないということが分かるはずなのだが。

 

           hannniti

チャンピオンズリーグ準々決勝 リバプール対ユベントス

chanpion いよいよ準々決勝をむかえたチャンピオンズリーグ。イタリアのユベントスとイングランドのリバプールの対戦がリバプールのホーム・アン・フィールドで行われた。

 

 序盤からホームのリバプールが豊富な運動量で次々と選手が前に出ていきチャンスをつくった。そして、コーナーキックからヒーピアが先制ゴールを決めた。続いてリバプールで最も危険な男であるルイス・ガルシアが素晴しいミドルシュートを決め、2-0。ユベントスのディフェンスはリバプールのお粗末なFW相手に混乱を強いられていた。しかし、ユベントスもイブラヒモビッチとネドベドを中心にリバプールのゴールを脅かした。ポストに当たったイブラヒモビッチのシュート、完全にキーパーと一対一になったデルピエロ、そしてオフサイドと判定されたデルピエロのヘディングなど、前半だけでも決定的なシーンをつくっていた。

 

 前半から一転後半は完全にユベントスペース。イブラヒモビッチにくさびのボールが入るようになり、ボールを支配。ザンブロッタが何度も効果的なオーバーラップからチャンスを生み出した。そしてそのザンブロッタのクロスからあがっていたカンナバーロがヘディングで押し込み1点差とした。その後もユベントスのペースだったが2-1としてからはそれほどリスクをとらずに試合を進めていた。

 

 結果として2-1とリバプールが勝利したのだが、リバプールの選手は思ったのではないだろうか「これは苦しいぞ…」と。スコアは2-1だが内容はそのスコアどうりのものではなかった。けが人が多いとはいえバロシュに頼らなければならない前線ではもの寂しい。頼みはジェラードのロングフィードとルイス・ガルシアの閃きだけといった感じ。トリノの第2戦、1-0でいいユベントス相手に守りを固めていくとなると苦しいだろう。なんとかゴールを奪い、引き分けに持ち込むというのがリバプールの生き残る術か。

 

 一方ユベントスは敗れはしたものの貴重なアウェイゴールを奪い、やることはレアルとの一戦と同じという状況であり気持ちとしては苦しいものではないはずである。やはりネドベドが入ると攻撃にスピードが生じテンポがでる。センターバックの2人はあまりいい出来ではなかったが修正してくるはずだ。ただ、ザンブロッタの突破は破壊力があり左サイドは充実しているのだが、カモラネージの右サイドは今日はあまりといった感じだった。ボールを持っても孤立する場面が多く出しどころを探す姿が目についた。デルピエロもイブラヒモビッチも左サイドを好むためにそういったことが起こるのだろうが、そこは修正すべき点の1つであろう。

 

 ともかく次に進むのはユベントスであるということを印象付けた第1戦であったことは間違いない。

 

        endobedo    jera-do                                    

イチローと松井秀

        itiro-          matui    

 日本のプロ野球の開幕に続きアメリカメジャーリーグも開幕した。開幕戦では日本人選手の活躍が目立つ。3安打でホームランまで打った松井秀、2年連続で初打席にホームランを打った松井和、そして貫禄の2安打を打ったイチロー。今年も彼らから目が放せなくなりそうだ。

 

 個人的には日本のプロ野球よりもメジャーの方が好きでBSの放送でやっていればついつい見てしまう。それで何度授業をさぼったことか…。去年ニューヨークに行った時にヤンキース対レッドソックス戦を見に行ったのだが、なんというか雰囲気がよかった。日本のような鳴り物の応援はないが、球場が一体となって地元チームを盛り上げる。

 

 その試合のチケットは球場前でダフ屋から買った。ヤンキースショップに行ったところチケットは売り切れだと言われたからだ。しかし、いざ球場に入ってみると席は7割ほどしか埋まっておらず空席が目立った。それが不思議でならない…。前売り券はもう売り切れだが、当日券はまた別ということなのだろうか。その試合では松井が100打点を達成したのでよしとした。

 

 よくイチローと松井秀、どっちがいい選手かという議論が持ち上がる。そもそもタイプの違う選手を比べるのは難しいのだが、9イニングの打席全てをイチロー、松井秀がそれぞれ1人で打つとしたときにどちらがより多くの点と取ることができるかというシュミレーションを行うと、打率でまさるイチローよりもホームランなど長打率でまさる松井秀の方に軍配が上がる。

 

 これはどの年のデータを用いるかによってだいぶ違う結果が生まれるのだが、それでもどの年をとってもほぼ松井秀が上回る。野球は点を取って何ぼのスポーツなのだから松井秀が上だとはもちろん言えないのだが、1つの見かたである。まぁともかく日本が誇る2人のメジャーリーガーの活躍を見守ろうとしよう。