この前の『牛乳』の話の続き。

なんで日本人に乳糖不耐性が多いのか?

日本人では75%とも85%とも言われてますが、欧米人は10%未満です。
その差が生じているのは、人種としてどんな経緯で今に至るかが関わってきます。

まず哺乳類として、産まれてすぐは母乳を栄養源として成長します。
その母乳を消化吸収する為にラクターゼという酵素が分泌されなければなりません。
そして、自分で食べ物から栄養を摂れるようになれば、母乳は必要なくなりますからラクターゼも必要なくなります。

ここで大事なのが食べ物から栄養が摂れるかどうかです。

今の欧米人、主に白色人種は地球の北半球でより北に多く住んでいます。
肌が白いのは太陽光にさらされる時間が短いから。
ゆえに寒冷な地域なので、大昔は作物も少なく動物も多くいません。
そんな環境で栄養を摂るには、牛乳に頼らざるを得ません。



ですので、たまたま突然変異で産まれた乳糖不耐性じゃない人々が自然淘汰で生き残り、現代に至るまでに乳糖不耐性じゃない人々の割合が多くなったと考えられます。
結果、現代の欧米人は乳糖不耐性の割合が少ない。


一方、日本人を含む有色人種は乳糖不耐性の割合が多いです。
有色人種は太陽が当たるから肌の色が濃くなる訳で、太陽が当たるという事は温暖で作物も多く動物も多い地域だということになります。
作物や動物が多ければそこから栄養が摂れるので、わざわざ牛乳から摂らなくて済みます。
だから乳糖不耐性の割合が高いまま現代に至る訳です。


まとめると、

栄養源として牛乳に頼らざるを得なかった人々には、
乳糖不耐性は少なく、

食べ物が豊富で牛乳に頼らなくてもよかった人々には、
乳糖不耐性が多い。


僕はどっちが正常でどっちが異常だなんて全く思いません。

どっちも正常です!!

人種による違いで長い年月をかけてそうなっただけ。

ただ、片方からの目線でもう片方に押し付けるのは良くないと思います。


牛乳飲めない人(乳糖不耐性の人)に、

「カルシウムがいっぱいだから飲んだ方いいよ~!」

とか

牛乳飲める人(乳糖不耐性じゃない人)に、

「牛乳は子牛が飲むものだから人間が飲まないほうがいいよ!」

とかね。


自分がどっちか知った上で、自分で飲むか飲まないか判断すりゃいい話です。
だからこそ、世の中の情報に流されずもう一歩だけでいいので踏み込んで調べてみて下さい。

そうすれば、自分にとって本当に有意義な情報が見つかるはずです♪


今回はここまで!

『牛乳』の話まだまだ続きます(^-^)