元阪神及び大リーグ・レンジャーズの藤川球児が、阪神でも
大リーグでもなく、独立リーグ四国アイランドリーグの高知
ファイティングドッグスに入団することになったそうです。
年俸が、どれだけ違うのでしょう。というか、恐らくこれまでの
藤川の年俸を考えれば、あってないような報酬しかもらえな
いはずです。サラリーマンの初任給に達するか。
つまり、金よりも故郷である高知への恩返しを、選んだのです。
「生まれ故郷の高知で未来のスーパースターになるチャンス
を持った子供たちに僕が投げる姿を見てもらって、今後の夢
につなげてもらいたい」という言葉に、偽りはないでしょう。
勿論、阪神はリリーフを望み、本人は先発を望んだという行き
違いや、独立リーグの高知で活躍して今オフに阪神より良い
条件を獲得したいという計算があるなどとの陰の声は、ありま
す。
しかしそんなものは、仮にあったとしても、まるで邪心のかけら
にも相当しません。とにかく今年独立リーグでプレーすることは
確かなのですから。
私は今、愛する中日ドラゴンズについて、コメントをすると不満
ばかりが次々に出て来ることが確実なので、あえて関心を持つ
ことをボイコットしております。このボイコット活動は、まだ当面
続きそうでして、そのため野球そのものの話題も本当は避けた
いのですが、このニュースはあまりにも良い話なので、書かず
にはいられませんでした。