バカにできない「あの星をごらんパワー」 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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人間、自信をもつことは、大事です。その中で、努力や実績に裏打ちさ

れた根拠のある自信も勿論大事なのですが、「何となくできそうだ」、「希

望が見えてきた」みたいな根拠のない自信、これは或る医学博士による

と、もっと大事なのだそうです。


何故なら、根拠のない自信というのは、直観によるもので、直観というのは、

宇宙と密接につながるからだそうです。

「何となく」を信じて私は失敗した経験もある気がしますが、この先生がおっ

しゃるのは、そんな曖昧なものでなく、もっとしっかりしたアドレナリンに

裏打ちされたものなのでしょう。


ただそこで思い出すのですが、よくギャグとかで、「あの星をごらん」とか

「あの星が僕たちの味方さ」なんて、やったこと、或いは誰かがやるのを

聞いたこと、ありませんか?ちなみに私はその手のギャグ、好きです。


これ、冷静に考えるとアホみたいですが、何かに夢中になっている時、た

まにふと、本当にそう思えた瞬間って、ありませんか?


星じゃなくてもかまいません。青空でもそよ風でも一緒です。心地よい自然

現象が自分を味方しているような気がした時。こういう時ってまぐれ当たり

がおきやすいんですよ。16日のブログで、脳のリラックスによって才能の

横溢、スポーツ界でいうゾーン状態が起きることを書きましたが、それに似

た状態の時、こうなるのだと思うのです。


何故こんなことを話題にするかといいますと、この言葉がとてつもなく似合う

人がいるからなのです。それは、プロ野球読売ジャイアンツの原監督です。


本当に「あの星をごらん」は言わないでしょうが、言いそうなキャラクターでは

ありませんか。美辞麗句が、とても似合う人です。実際ミーティングで、


「頑張ろう。そうすれば、きっと何とかなる」


なんて、「相手も頑張ったらどうするんですか?」と思わず突っ込みたくなるよ

なことを言っているそうですからね。

でも、そのパワーが、恐いのです。


今日、CSの第一ステージが、始まりますね。昨年の今頃、このCS第二ステー

ジで中日は読売と対戦しました。読売は巨大戦力と言われていましたが、少な

くともあの時の状態を比較すれば中日のが力は明らかに上でした。


中日ファンの私から見て、力的に、あの時の読売に恐いものはありませんでし

た。唯一恐いのが、原さんの「あの星をごらんパワー」なのでした。


だから、第一戦で原さんの目がどこか飛んで見えたらヤバいと思って注目した

ところ、テレビのアップで見る限り冷静な常識人の顔をしていたので、これは大

丈夫。と、中日の勝ちを確信した次第です。


今年も、中日ファンの私にとって最も恐いのは、原さんの「あの星をごらんパワ

ー」です。


まあとにかく、根拠のない自信を、バカにしてはいけない。これははっきりいえま

す。