守護者一行は力を得るために各々の祠に向かったのであった

宗水「地図通り向かったのは良いのですが、祠らしき物は何処にもありませんね。それとも、道満という方に騙されましたかね。」

暫く歩くと不思議な岩に当たる

宗水「おや?この岩、違和感がありますね。掠れてはいますが岩に玄武の絵が刻まれている様ですね。という事は此処が例の祠ですかね。しかし、どうやって入るのでしょうか?」

??「久方ぶりだな。我が血筋を引く者が来るのは。我に何用だ。」

宗水「悪を倒すべく、力を取り戻したい。力をお貸しになれないでしょうか?」

??「成る程、あの似非(えせ)陰陽師め。鬼と手を組んでアヤツを復活させる気だな。」

宗水「未だ何も話してないのに。となりますと、貸して頂けますね。」

??「我の修行、甘くはないぞ。良いのかね。」

宗水「覚悟の上。」

??「良い目をしておる。気に入った、入るが良い。」

祠を塞ぐ岩が動き、道が開かれる

宗水(待ってください。修行を終わらせ、助けに行きますからね。)


お祭りで絶対買っちゃうものは?ブログネタ:お祭りで絶対買っちゃうものは? 参加中



魅音「遂にが来ました!待ちに待った綿流しの祭りが。」

圭一「今年もやるのか、あれを。ふふふ。」

魅音「勿論だとも。それにしても、今年は一段と気合い入ってるね圭ちゃん。」

沙都子「まぁ、気合いを入れたところで私に勝てる訳ではありませんけどね。」

圭一「ほぉ、言ってくれるじゃないか沙都子。逆に返り討ちしてやろうじゃないか。」

沙都子「望むところでしてよ。さぁ、梨花一緒に圭一さんを完封無きにしてやりましょう。」

梨花「ごめんなのですよ沙都子。今日は先客が居て遊べないのですよ。」

沙都子「え?」

魅音「おほぉ、さてはあれでも出来たのかい?」

詩音「こら姉さん!」

梨花「実は今日は赤坂と綿流しを廻る約束をしてるのですよ。ごめんなさいなのですよ。」

沙都子「それじゃ、仕方ないですわね。」

魅音「梨花ちゃんが居ないじゃ仕方ないね。今日は部活は無し。皆で普通に綿流しを楽しもう!」

皆「おぉ!」

数分後

圭一「よっ!魅音何を見てるんだい。」

魅音「あたいさ、祭りになると、ついついモデルガンとか玩具が気になっちゃうだよね。」

圭一「へぇ、魅音らしいな。魅音って向こうにある人形とか興味は無いのか?」

魅音「え?ある訳無いっしょ。だって、おじさん男っぽい所あるし。そういう趣味あるよう所これぽっちも無いし。」

圭一「そうなのか、さっきお前ずっと見てただろう。」

魅音「え?見てたの。」

圭一「欲しいだろ。取ってやるよ。」

魅音「いいよ圭ちゃん。」

圭一「いいて、いいて。おっちゃん、銃頂戴。」

射的のおっちゃん「あいよ。兄ちゃん、彼女にプレゼントかい?かっこいい所見せてやんなよ。」

圭一「おっちゃん、なかなかの口説きですね。そんな事言うと、おっちゃんのそれ落としますよ。」

銃口がおっちゃんの頭に向けられる

おっちゃん「おいおい兄ちゃん、そいつは止めてくれ。」

圭一「冗談ですよ。それじゃ行くぜ!」

パン!パン!パン!

魅音「………。」

パン!パン!パン!

おっちゃん「………。」

パン!パン!パン!

圭一「………。」

魅音「圭ちゃん……。」

圭一「何だい?」

魅音「無理して取らなくても良いよ。」

圭一「そうは行くか!此処で取れなかったら、漢として恥だ!」

おっちゃん「よくぞ言った兄ちゃん。儂ゃも応援したる。此処からは人形を取るまで、まけたるぜ。」

圭一「おっちゃん…。」

涙ぐむ圭一

魅音「圭ちゃん。無理してその人形じゃなくてもいいんだからね。他の店の商品でも…。ん?随分と静かだね。」

圭一「そういや、そうだな。」

辺りを見る二人

ヒュー(風の音)

カランとしている店並び

圭一「何なんだこれは?」

沙都子「魅音さん!」

魅音「これはどういう事だい?」

沙都子「実は、みんかと別れた後レナさんが。」

圭一「かわいいモードになって、店を全部漁ったてか。」

魅音「あはは(汗)。」

圭一「さて、サクッと人形を取って帰りましょうか。」

おっちゃん「すまないね。兄ちゃん。その人形消えちまったんだよ。」

圭一「え?」

おっちゃん「あんたらと話している間に風が持ち去ったみたいでな。」

圭一「本当に風ですか犯人は。ていうか、店ごと無くなってますよねおっちゃん。」

おっちゃん「アハハ。」

魅音「笑っている場合かい。それって強盗だよね。」

おっちゃん「それは、違うだよね。ちゃんと、お金もあるし、撃った形跡もあるんだよ。」

沙都子「なんたる早撃ちですの。」

圭一「こんな事出来るのは一人しか居ないよな。」

魅音「そうだね。」

沙都子「では早速レナさんを探しに行きましてよ。」

おっちゃん「兄ちゃん、人形は残念だったが、彼女大事にしろよ。」

魅音「………。」

赤くなる魅音

沙都子「あらま。いつの間にかそんな関係になりまして。」

圭一「おっちゃん。止してや。コイツとはそういう関係じゃないぜ。」

おっちゃん「そうなのか?」

圭一「ただの親友だ!」

魅音「圭ちゃんのバカ~!」

スパパ~ン!

圭一「はひ~!」

鳴きながら走り去る魅音

沙都子「まったく。女心が解ってませんわね。」

圭一「ほぇダウン

沙都子「それにしても、いつの間にか魅音さんレナパンを習得しまして?まぁ、それは置いといて。暫し其処で反省することですわ。オーホッホ!」

その場を去る沙都子

圭一「俺何をしたんだ。」

おっちゃん「俺から言えるのは、『頑張れ、少年。』だな。」

圭一「何ですかそれ?ガク。」

華燐「おはようございます。……!!!」

ドドド!

勢いよく走り出す華燐

華燐「虎鐵!大変よ!」

虎鐵「何だよ朝っぱらから。」

華燐「道満さんが、道満さんが居ないの。」

虎鐵「なに~!!」

居間に移動する二人

華燐「居間に入ったら、こんな置き手紙があって。」

虎鐵「『清明に逢いに行く、付いてくるべからず。』だと!あいつ、何を考えている。」

華燐「どうする?」

虎鐵「勿論追いかける。」

華燐「どうやって?」

虎鐵「それは…。」

龍哉「何だ、騒がしいな。」

華燐「龍哉、やっと起きたのね。」

龍哉「すまん、心配掛けたな。もう大丈夫だ。」

華燐「うんうん。」

涙ぐみながら龍哉に抱きつく華燐

宗水「すみませんが私には何も無いのですか?」

虎鐵「すまぬ、忘れていた。」

宗水「あなたね。まぁいいでしょう。それで、何の騒ぎで。」

虎鐵「あぁ。あんたらを助けてくれた人が清明の元に一人で行ってしまったんだ。」

宗水「何ですと!」

華燐「それで、追いかけようと思ったのですが、何処へ行けば良いのか。」

宗水「成程、参りましたね。」

龍哉「ん?おい、外を見てみろ!何か光っている物が飛んでいるぞ!」

光る一匹の小さな鶴がこちらに飛んでくる

宗水「これは式紙ですね。ふむふむ、これは大変な事になりそうですよ。」

華燐「お爺さんの身に何かありましたの。」

宗水「式紙が主の危機に助けに求めて来たようです。それ以外にも、主からの伝言も加えられた状態で。」

龍哉「それなら早く助けに行かなくては。」

華燐「ですが、龍哉と宗水さんは守護者の証を失っては戦えなくて。」

宗水「それはご安心を。それについて書かれてるもようです。私自信も疑問に思っていたのですが、華燐さんは証を失っているにも関わらず能力を扱えているのは何故かと疑問に思っていたのです。」

華燐「あらま?確かにそうですわね。」

宗水「そこで、私が思うに証とは力を増幅させるための道具であって、能力を与える道具ではないと思ったのです。」

龍哉「と言う事は、今の俺にはまだ戦えるという事か。」

宗水「左様です。しかし、その為には時間が必要の様でして…。」

水月「ならば、私が時間を稼ぎましょう。」

華燐「水月さん!」

虎鐵「そういや、アンタも居たんだか。」

水月「それは、随分な言葉ですね。今はさておき。時間を稼げれば良いのですな。」

宗水「はい。これにはそれぞれの守護獣の祠に向かい、其処で力を認められれば力を得ることが出来るらしいそうです。」

水月「それまで時間稼ぎですか。なかなかの厳しい任務だ。ですが、姫を助けるため、龍明様の仇討ちの為、任務を果たしてみせましょう。」

宗水「ありがとうございます。では、時間が御座いません急ぎましょう。」

小屋を皆はそれぞれの行き先に赴いたのであった。