バトン:電話で、ねv | やさしい時間

やさしい時間

ときメモGSの妄想小説です。

ネタバレなSSもアリ。
一部限定公開もアリですのでご注意を……。

【電話で、ねっv~氷上編~】

氷上とカップル成立
氷上の生徒会立候補演説2回目を見ている
生徒会に所属していない
氷上と日曜デートの約束をする
そのデートの前夜に発生


デ「えっ!?日曜日の約束が駄目になったって…」
氷『本当にすまない。生徒会の用事が入ってしまったんだ』
デ「生徒会、生徒会って…。この間もそう言って駄目になっちゃったんじゃない!」
氷『ごめん…』
デ「もう!生徒会と私と、どっちが大切なの?」
氷『そ、そんな比較しようのないものを比べられても困るよ』
デ「もういい!格くんなんて知らないから!」
氷『ご、ごめん…。そうだ、君、今は部屋に居るのかい?』
デ「……そうだけど?」
氷『ちょっと、窓の外を見てみてくれないか?』
デ「?……わぁ」
氷『ね?綺麗な月だろう?』
デ「…うん」
氷『今回の事は、本当にすまない。出来れば僕も何とか時間を作って君と過ごしたかったんだ。だけど…』
デ「…うん」
氷『今、同じ月を二人で眺めている。こうした時間を君と共有できているだけでも、僕は幸せなんだ』
デ「うん…。そうだね、格くん。ごめんね、怒ったりして」
氷『いや。僕の方こそ悪かった。…そうだ、ちょっと目を閉じてくれるかい?』
デ「目?どうして?」
氷『いいから。閉じたかい?』
デ「?…うん、閉じたよ」

 チュッ(キス効果音)

デ(…えっ?)
氷『……(照)』
デ「い、格くん、今の……」
氷『こ、これで今回の事は許してもらえないだろうか?』
デ「う、うん。格くん、今のって…」
氷『じゃ、じゃあ、僕はそろそろ眠るとするよ。夜更かしは健康上良くないからね!君も早く寝たまえ』
デ「う、うん。おやすみなさい」
氷『ああ。おやすみ』
デ(格くん……)


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mixiのときメモGS2コミュ妄想トピで頂いたバトン物。
何故か、あえて氷上君で拾ってしまいました(笑)

バトンに挑戦するのは楽しいです(‐^▽^‐)
書き手さんによって、とらえ方が違うのが面白いです。
色々と勉強になりますね~。