ジェイさんはメディアラボで商品開発を行っている方です。
「子ども達はとても自由な発想力をもっている。
では、頭の固い大人にどんなツールを与えれば、
自分(創造力)で変化を起こせる事に気づいてくれるのだろう」
と考え、創られたのが
『Makey Makey(メイキーメイキー)』
パソコンと『メイキーメイキー』と電気を通す物をつなげると
その物がコントローラーになる。というものです。
電気を通す物なら何でも!
コントローラーになっちゃうんです!

上はバナナがコントローラーになってますね。
下の物は、粘土で自作しています。
ピザを2つ並べて、右のものに進むの回線を、左のものに戻る回線を
つなげると、右のピザに触れると画面が進み、
左のピザに触れると画面が元に戻ります。
面白いですね~。
その製品を手にした人々の色々な使い方を紹介していました。
並べた植物がドラムになったり!演奏していました!
食べ物が楽器になり、食べる事で、曲を演奏したり!
階段とつなぎ、上り下りする事で階段がピアノに大変身!
水や犬で演奏をしたり(笑)
こんなに物が変化するなんて!
見てて、楽しい!
最後には、脳性麻痺の息子のために手袋型の
コントローラーを制作した人を紹介していました。
この1つのツールを使って色々な人たちが
思いもよらない使い方をしていることに驚かされました。
ジェイさんは語ります。
「この物が何か別の物だったらどうかと考えることが大切。
(物事をこうだときめつけないで、色んな角度からみてみる。)
物作りをしていると、世界の見方が変わってくる。
よの中の見方が変わってくる。
よの中が自己表現の場に見えてくる。
『自分が未来をデザインすることに参加できる』と気づく。
創作は世界を変える事につながる。
僕の理想の世界は専門家に任せるのではなく
70億人の手で創るもの。
世界中の皆が自らの情熱に従い独自に色々作り出す
そんな世界に僕は住みたい。」
と締めくくっていました。
とても共感できる思いに感動です。



