「非」妊娠兆候 ~初体外受精総括~ | sky ~星に願いを~ IVFなんば編

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AMH値3桁、33歳の多嚢胞(PCOS)患者。IVFなんばで未熟卵体外培養法(IVM)で人生初妊娠→流産。2度目のIVMで10ミリ以下の極小卵胞より採卵→再妊娠、不妊治療4年目でようやく元気な息子を無事出産、ただ今育児奮闘中。こちらのブログは無期限停止中です。

人間は学習する生き物。


というわけで、自分なりに前周期(初体外受精周期)を

振り返ってまとめてみようと思います。


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D3  ・FSH 100IU (以下単位略)

    ・卵巣付近断続的な軽い痛みあり(~D10)


D4  FSH 100

D5  FSH 100

D6  FSH 100


D7  ・FSH 75

    ・卵胞13ミリ程度


D8  FSH 75


D9  ・FSH 75

    ・卵胞17ミリ×10個程度

    ・両卵巣の付近が少しだけ痛い

     若干腫れがあるとの事だがOHSSにまではならず


D10 HCG(排卵誘発の為)


D11 ・このころから眠りが浅くなってきて

    夜中に何度か目が覚める事が続く(~D30)


D12 ・早朝ボルタレン座薬

    ・午前中採卵→10個中2個のみしか採卵できず

     (旦那は採精日)

    ・血液検査(移植前の状態確認→問題無し)

    ・パインジュースを飲み始める

    ・卵巣付近に軽い痛み+お乳首様痛あり(~D20)

    ・OPP(お腹ピーピー)断続的にあり(~D30)


D13 -

D14 -


D15  ・基礎体温 36.8(やっと高温期らしくなる)

(ET0) ・受精確認

      予想外の100%受精!グレードは2個ともに最高レベル

     ・やや成長の早い1個のみ移植(1個は凍結保存)

     ・HCG(黄体機能不全防止の為)

     ・プロゲステロン膣座薬開始(~D28)


D16  ・基礎体温37.0

(ET1)  ☆以降基礎体温は生理開始までほぼ7度越え、

       さらに日中体温は7.5~8.2に及ぶこともあり

       とにかく暑苦しいと思うような高温期がずっと続いた周期。

       夜中は眠りも浅い上に寝汗も酷かった。

       ただ、発熱はしているが体はとても元気な状態だった。


D17  謎の幻聴事件。(アメンバー限定記事参照)

(ET2)


D18  -

(ET3)


D19  ・HCG(排卵誘発の為)

(ET4) ・左足付け根~卵巣付近に断続的な軽い痛み

      気にすれば気になる程度で強いものではない(~D?)


D20  左胸に若干チクチク感あり(成長期のような感じ)

(ET5) 


D21  軽い腰痛あり(やや左より)

(ET6)


D22  持病のアトピーが若干うずく

(ET7)


D23  このころ口渇が酷いことに気づく(+頻尿)

(ET8) 一日軽く2.5~3リットルぐらいはお茶を飲んでた印象(~D30)


D24  -

(ET9)


D25   ・日中もの凄く眠い状態(連日の睡眠不足によるもの)

(ET10) ・お腹の皮膚(?)にうまくいえない

      チカチカする感じの違和感あり (数分で消える)



D26   夜微量出血。「生理だ、終わった」と思ってもの凄く凹む。

(ET11)


D27   出血全く無し(~D28)

(ET12)


D28   ・お乳首様痛若干あり

(ET13) ・夕方から「めまい」のような

       今まで経験したことないような不思議な症状。

       始めは「眠い」のかと思っていたが

       眠いとは違う貧血っぽい(?)フワフワした感じ。


D29   ・朝方、前日の「めまい」で目覚める。

(ET14) ・普通に食べまくってゴロゴロしていたはずなのに

       体重が1.5キロぐらい減少していた(連日の発熱の影響?)

      ・夜また微量出血。不安でたまらなくなり検査薬→陰性。

       旦那の前で大泣き。

  ・

  ・

  ・

D31   午前11時ぐらいからやっとまともに生理開始。

(ET16)



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妊娠兆候についてまとめる人はみたことあるけど

「非妊娠兆候」についてまとめる人はみたことないな(笑)


でも、これはこれからまた体外に挑戦していく自分に対して

「期待しまくってもロクなことないんだぞ」っていう強いメッセージです。


本当に色んな症状を気にしてはあがったりさがったり

お陰でかなり疲れましたが(笑)



とにかくこれで悟ったことは

どんなに気をもんでも

グレード最高の受精卵を移植しても

安静にしまくってても

いくら基礎体温が7度超えまくってても

高温期が20日ぐらい続いても

ダメな時はダメ、うまくいく時はいく、ということ。


自分には解りようがない。

ましてや他人にもわからない。

神のみぞしる、とはよくいったものです。


冷静にふだんどおり過ごすしかないんだなと。


特に膣座薬などで無理矢理黄体補充とかしてるわけなので

どんな症状が出てもおかしくないんだろうし。



この周期は特に発熱と酷い口渇が際だってたけど

その他の様々な細かい異常症状もひっくるめて

ホルモン補充による副作用、もしくは精神的なものだったんだろう

と振り返っています。


採卵前後からずっと続いてた不眠症状だけ考えてみても

自分が思ってた以上に精神的ストレスは

かなり強かったんだと思います。。


(現在判定待ちの方、これはあくまで「私の非妊娠兆候」なので

こんな症状がある人は残念ながら妊娠してませんよ

と書きたいわけでは決してありません。

本当の妊娠兆候というのは人によって全く違うと思うので

こんなのに振り回されず、穏やかにお過ごし下さいね)




そして、この周期で凄く嬉しかったことが2つ。


1つは私に合ったFSH量がやっとみつかったこと

1日75IUでは卵胞が2個ぐらいしか育たず、

かといって1日100IUに増やしただけで今度はあっさりOHSSになってしまい

卵胞が30個ぐらい育ってしまった過去がある私。

これには主治医もお困り顔だったけど

微妙なさじ加減でやっと「私にとっての適量」を探しあててくれました。

本当に感謝してるし、これは今後の治療にも大いに役にたつと思います。

 

もう1つは

採れた卵子が100%グレード最高レベルの受精卵に育ってくれた事

原因不明不妊の為、ずっと

「卵子の質が悪くてまともな受精卵ができてないのだろう」

と思い込んでた私にとって、思ってもみないぐらいの朗報でした。


(ただ今回その「グレード最高の受精卵移植」が結局見事撃沈したことで

「じゃあ、着床障害か染色体異常?!」

っていう新たな不安はうまれたわけだけど・・・

そして慣れ親しんだ主治医のところから

転院を考えなきゃいけなくなってしまったわけだけど汗

・・・まあ、仕方ないよなあ・・・)




最後に

「超音波画像で見る卵胞は綺麗な球でなければ卵子の質が悪い」

というのを以前どこだかで目にした事があります。

私の卵胞画像はいつも全く球型じゃなく

楕円形しか見たことないぐらいでかなり不安でした。

が、結果論からいうと私の場合着床はしなかったものの

卵子の質(受精卵のグレード)は全く問題なかったので

あれはガセネタだと確信しました。


ネット社会というのはとにかくいろんな情報が飛び交っていると思うので

結局は自分の頭で本当かガセか考えて「鵜呑みにしない」ことが

大事だとも身をもって感じました。


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