たいせつなきみ/マックス・ルケード
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子ども向けの絵本です。友達から紹介してもらった絵本です。

木で出来た小人たちが、ほめたい人にはほめられシールをはり、
けなしたい人には、だめじるしシールを貼って、お互いの成果を競っていました。

どんくさい小人や絵の具がはげていて全然きれいじゃない小人には
どんどんだめじるしシールが貼られていきました。

主人公パンチネロは何をしても灰色のだめじるしシールを貼られるものだから、
もう外に出るのが怖くなります。
積極的に行動すればシールが増えていくからです。

そんなときに、ほめられシールもだめじるしシールも貼られていない小人に出会い、
物語がはじまります。


さて、このパンチネロはいったい何に気付くのでしょうか。

パンチネロが行きついた先は、木で出来た人形をつくったエリという人のところでした。
(エリさんは、男の人で、おじいさんです)


エリさんは、パンチネロにいいました、

「この手でつくったから、おまえはたいせつなんだ」


…わたしは、まだ家族を持ったことがありません。
だから、子どもに対する親の愛情というものを親の立場から実感することは
ほとんどないのです。

おなかをいためて子どもを産んだ経験がありません。


でも、子どもの立場からでも親が愛してくれたことはわかります。


生まれたばかりの赤ん坊のくびがすわっただけで、
手放しで喜びます。

妹が子どもを産んで、くびがすわったとき、本当にうれしかった。


つかまりだちをしてきたとき、奇跡が起こったんじゃないかというぐらい、
全身の細胞が喜びを感じました。


子どもがぐずって眠らないとき、本を読み聞かせて眠らせます。

子どもが出来ることには限界があります。能力も大人ほど高くありません。


でも、大切に思ってくれる人がいる。
どうして、おかあさんは子どもが大事なのか。


それは、自分のこどもだからです。


わたしたちのいのちは自分のものだけではありません。


喜び、はぐくまれてきたのです。


いろいろな事情で親と離れ離れになった人もいるかもしれません。


でも、わたしたちがこうして大人になって生きているということは、

誰かに支えられ、愛されて、生きています。



正論が心にひびかないことは私もわかっています。

正論は書くほうが楽です。聴くほうが大変なんです。



でも、今日はどうしてもどうしても書きたいと思いました。


大事ないのちだから、何ができるかとか、何をしているのかとか
そういうことと関係なく大事だからってことを本当に伝えたくなりました。


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