住宅ローンの審査で意外と重要になってくるのが年齢です。一般的には年齢が高いほうが年収も高く自己資金も多いので、住宅ローンを借りやすいと考えるかもしれませんが、実際には年齢が高いと住宅ローンの審査に通過することができないことがあります。

住宅ローンの審査の中で重要なのは、完済時の年齢です。基本的に完済時の年齢が70歳未満でないと住宅ローンを契約することができません。金融機関によっても異なりますが、このくらいで上限になっていると考えておきましょう。
そのためプランによって異なりますが、大体35歳までに申し込んでおいたほうがいいと考えられます。

年齢と同じく重要になるのが健康状態です。年齢が高くなると健康状態に問題が出てくることもあるでしょう。そのためそういった意味でも年齢は重要になってきます。
また、住宅ローンを契約する際には団体信用生命保険の加入が条件になっていることが多いです。団体信用生命保険に加入するためには健康である必要があります。健康状態に問題があって団体信用生命保険に加入できない場合には住宅ローンの契約をすることはできません。

病気がちな人はもちろんですが、健康な人でもいつ病気になるかはわかりません。そのため住宅ローンを組む際には、若いうちのほうがいいといえるでしょう。また、住宅の購入を考えている人は、不摂生な生活を控えるようにした方がいいかもしれません。
住宅ローンを組む際には審査に通過することが必要です。審査の際にはたくさんの項目が審査されますが、返済比率は非常に重要な項目になります。

返済比率は年収のうちで住宅ローンの返済がどのくらいの割合になるかという数字になります。そのため、年収1000万円で一年間に250万円返済するという場合には、返済比率は25%ということになります。一般的にこの返済比率は40%が上限とされています。しかし実際には40%だとかなり無理のある返済計画になってしまうでしょう。

住宅ローンの契約をする際には、事前に自分の年収と返済額を考えて、返済比率を検討しておく必要があります。
一般的には返済比率が高くなると審査に通ることが難しくなるでしょう。そのため返済比率を下げる必要があります。返済比率を下げるためには融資額を少なくするか、年収を上げる必要があります。

年収を上げることは難しいかもしれません。そのため融資額を少なくするというのが現実的な方法になります。融資額を少なくするためには自己資金をためておく必要があるでしょう。同じ年収でも自己資金が多いほうが、住宅ローンの審査に通過しやすくなります。返済比率が低くなるということももちろんですが、それだけの資金を貯めることができるという信頼にもなります。

返済比率の上限については金融機関によって様々なので、事前にホームページなどで確認しておくことをおすすめします。