犬嫌いな営業が犬に好かれ、お客様に嫌われた。
私事の失敗談からの今日までの教訓になった出来事。
真夏も近い7月のある日、お客様への訪問はお客様の都合に合わせて、夜の7時過ぎの
訪問活動から始まった。この日は今まで打ち合わせて来た最終的なもので、ある程度の
時間を要することが最初からわかっていた。この日は真夏日を思わせる暑さで、一日活動
してからの、訪問なので下着も靴下の汗にまみれていた。そのようなときに訪問して、最初
で出迎えでくれたのは、愛犬のまつわりからだった。話が序盤から過強に、その都度愛犬は
私の靴下の匂いが気になり、噛みついてみたり、吠えてみたり、散々な攻撃を受けた。
私は、従来から犬は嫌いな性格で、その都度避けていた。その様子を
て、奥様は、その都度「○○チャン駄目でしょう。」繰り返して、私から遠
ざけていたが、感心な話に集中できず、又後日の打ち合わせという結
末になってしまった。今までの私なら、この日は契約交渉の打ち合わ
せと、訪問した日は準備×準備×準備で成功率が高かった。しかし
この日は、訪問の準備(マナー準備)が著しく、不足しお客様からも他社
決定の報告は間もなく当然のことのように、電話が入った。勿論靴下の理由とは思わないが、それも断わ
り理由としてお客様が感じたのは、間違いない。この事から、真夏の靴下は常にセールス鞄に替え用とし
て用意していったのは、この教訓が生きたからです。