こんにちは&はじめまして。

 

現在、私は3年制の看護専門学校に通っている、アラサーです。周りは10代の女の子ばかりです。

 

大学卒業後、社会人として数年勤めたのちに、看護学校を受験しました。

私がどんな風に勉強したのか、どんなテキストを買ったのかなど、メモ程度ですが備忘録として残しておきます。

社会人看護学校受験生に少しでも役に立てれば幸いです。

 

●まず買った本

私が看護学校受験を決心したのは11月上旬。一次試験が1月上旬だったので、受験まで約2か月しかなかった私にふさわしい一冊でした。

受験に対する心構え、志望校の決め方、受験勉強の方法も参考になりました。看護学校受験を考えている方は、是非とも読んでみてください。

ただし電子書籍のみです。ご注意ください。

 

 

巻末の学校データ目当てに買った1冊。看護師の仕事のこと収入のことも書いてあり、受験のモチベーションが下がりそうになった時に読みました。

 

 

●買ったテキスト

「社会人向け看護学校受験テキスト」どころか、看護学校受験用を謳うテキストもそうそうない。

悩んだ中で、買ったのがこの3冊です。

英語は高校生の頃でも今でも大の苦手・・・。なので、良いテキストなのかは正直ピンときませんが、英語に慣れることはできたかもしれないです。

 

ことわざや医療用語やらありますが、私が受験した学校では漢字の読み書きと文学史がメインだったので、そこだけやりました。長文は過去問で対策しました。

 

高校生のころは、数学が一番の得意科目だったので一番気合を入れて勉強しました。

実際の試験は結構難しいので、巻末の「おまけ」もやっておくべき。

 

 

●過去問

㈱教育弘報研究所

こちらのサイトから過去問を購入しました。

答えはありますが、解説がないのでその点では困りました。

でも、勉強する範囲を狭めることができたり、強化する所もわかるので、過去問は必ず確認しましょう。

 

●一日のスケジュール

平日は1日3時間ぐらい勉強していました。

休みの日は6~9時間、受験追込みの年末年始はそれこそ一日中。

寝不足は勉強に支障が出るので、最低6時間は睡眠を取るようにしていました。

 

 

受験のストレスは、岡村靖幸を歌って踊って解消していました。(突然の靖幸)

 

 

実は「看護学校に合格したら、おちおち行けなくなるぞ」と思い、試験日3週間前にライブに行ってしまったのだ。行ってよかった。岡村ちゃんから得られる多幸感は、何物にも代えられない。

 

筆記試験

その昔、私が大学受験をした時、センター試験では私服の子もちらほらいた記憶があったので、私も私服で行ったんです。そしたら、「私服の子がいない」。

社会人受験の子はスーツを着ているんです。

考えてみたら当たり前で、センター試験とは違って、志望校で試験なんだからスーツが妥当ですよね。しかし合格したので、筆記試験で私服だったからと言って落ちることはないです。

 

面接対策

私が受験した学校は、2校とも2次試験は個人面接でした。どちらの学校も聞かれた内容は似たようなものでした。

質問と、私の回答または思ったことなどを、覚えている範囲で書いていきます。

 

Q.志望動機

①これから生きていくために資格が欲しいと思っていたこと

②社会人から看護師免許を取得し働いている親戚がいたこと、などを話しました。

お金の話はしませんでした。

 

Q学校までどのくらいか。

普通にかかった時間を答えました。あと、車だったので「渋滞はありましたか?」と聞かれました。

 

Qあなたの長所と短所を教えてください。

長所を短所を同じにする雑さでした。長所は短所になりうるとか、ふざけたこと言ってました。マネしないでください。

 

Qどのくらい勉強したか

正直に「約1ヵ月半」と答えました。面接官に「短いですね」と言われました。

 

Q時間のやりくりで困ったことは

この質問が一番困りました。なぜなら、「時間が足りない」とは思っていましたが、「時間のやりくりに困った」という感覚がなかったからです。なので、馬鹿正直に「空いている時間に勉強するしかなかったので、特に困ったことはありません」と答えたのですが、なかなか引き下がらなかったな~、あの先生。

 

Q接客業で学んだことは

接客業をしていたので聞かれました。「お客様の話を良く聴く」「復唱をする」とか答えたような。

 

Q大学で学んだことは

「〇○(大学の専攻)は私には合わなかった」と答えて、面接官たちを爆笑させたのはこの私です。あと、サークル関係のことを言ってしまったんですよね。友達が出来てよかった、的な。どう考えても学業のことを言うべきでした。

 

Q合格したら、自分より若い子ばかりだがやっていけるか

自分より年下だからと言って見下したり、「若い子だから仕方がないよね」とは思わず、同じ目標を持つ人間と思って関わっていきたい、とか言いました。

 

Q奨学金は検討しているか

今のところ考えていません、と答えました。

 

Q看護師になった時の希望・ビジョンはあるか

(看護師のことよく知らないのに言っていいのか~?知ったかぶりにならんか~?)などと思いつつ、今は地元の病院の外科病棟で働きたいと思っているが、勉強していくなかで目標を定めていきたい、みたいなことを答えました。

 

Q健康問題

自分が入院した経験を話したので、聞かれました。

 

Q学校に対する期待、疑問、不安などはあるか

積雪時の交通関係や、2年生の実習がハードらしいので、その点が不安です、と答えました。

 

あとは、心理テスト?をやりました。

 

どんな質問が来るか分からなかったので、「志望動機だけはちゃんと言えるようにしよう」と思って面接試験に臨みました。が、それだけではもちろん足らず、ふわふわでしどろもどろになってしまいました。

1回ぐらいは模擬面接をやりたかったです。

 

 

とりあえず買ったテキスト。レビューにもありますが、現役学生向けです。想定問答集もありますが、この中で聞かれたのは志望動機と自己紹介(長所と短所)ぐらいでした。

 

なかなか志望動機が固められなかったのですが、この動画見て「これだけは言わないでおこうワード」は決まりました。

 


学校の選び方

私は自宅から通える、県立の専門学校を2校受験しました。理由は「学費が安い」からです。

幸運なことに2校とも合格したのですが、合格辞退した学校は元々行きたくありませんでした。ピリピリした空気や、職員の方の対応が嫌な感じで、「合格してもここは行きたくないなあ」と受験する前から思っていました。しかし、自分の年齢のことや、その学校にしかない施設や制度があったため捨てきれず、受験したのです。

なるかんさんの本でも書かれていましたが、実際に学校を見に行ったり、電話をしてみることは大切です。オープンキャンパスに行けなくても、願書を取りに行くことは出来ます。なんなら、受験日でも学校の雰囲気を感じることはできます。「雰囲気で選んでよいのかな」「国家試験合格率が高い方が良いのでは」とも考えましたが、「3年間通うのだから、自分に合っている学校を選んだ方が良い」と今は言えます。

今通っている学校は、電話・受験時の職員の方の対応が良くて、雰囲気も私に合っていて、この学校を選んだのは正解だったな、と思っています。

 

 

 

 

●その他いろいろ

貯金

お金の悩みは尽きませんね。社会人経験組の子と「お金ない」っていつも言ってます。学費以外にも色々とお金はかかりますし税金はあるし。貯金はしとくにこしたことはないです。

 

学校

若い子、多いなー。自分が現役高校生だった頃を思い出してしまうが、敬語を使われて「やっぱ見た目が年上なんだな」と思ってしまう。当たり前である。勘違いするな!あと、名前が若い。私の同級生にはまずない名前がある。新世代である。

周りが良い子ばかりなので、今のところうまくやっています。さすが高校から看護専門学校を受験するだけある。

 

補助金・奨学金

希望する就職先(病院)が決まっている場合、その病院がやっている奨学金が受けられる場合があるので調べてみよう。ようするに、御礼奉公、と言われる制度です。学校を通さない奨学金制度があることを知らなかったのです。学生だけではなく、社会人でもOKらしいぞ。

 

専門実践教育訓練制度、というものがあります。毎月お金がもらえます。でも、この制度は全ての学校学科に対応していませんので、厚生労働省のHPを確認してください。私はこの制度を受けていないので、実際はどうなのかはわかりません。

 

単位認定の書類がめんどくさい

私は大卒なので、対応する科目の単位がもらえる可能性があります。単位認定されると、テストは受けなくても良いし、テキストだって買わなくてもOK!やったー!

しかし、「大学からもらう、成績証明書があればいいでしょー」と思っていたら、「○年に〇○先生の授業を受けて、単位を取った」ことを証明しないといけない、と言われて・・・????

ようするに、「単位を取得科目」「取得した年度」「担当した講師の名前」、さらに「シラバス」が欲しい、と言われました。さらに「半期ごとに貰う「大学の成績表(卒業後にもらえる成績証明書ではない)」があれば確実」とか言われました。捨てとるわ!(成績証明書で何とかなった)

教訓:大学の成績表は捨てるな

 

悪い情報を仕入れすぎない

合格したはよいものの、看護学校の悪い噂ばかり仕入れすぎてしまい、軽く鬱状態でした。

ああいうのって、「この学校でよかった」というポジティブな書き込みをする人はそうそういないから、結果的にネガティブな意見・情報が目立つことになってしまうんですね。入学してその話をしたら、「私も調べてた!」という子が多くてちょっと安心しました。皆で助け合おうな。

 

ちょっとは予習をしておいた方がいいかも

入学前に宿題が出る学校もありますが、出なくても予習はしておいた方がいいかもです。

学生になると、日々の勉強の量が多く、土日にまとめてやるにしても大変です。なので、ちょっとは予習しておいた方がいいです。

私が購入した問題集はこの2冊です。

 

人体のしくみはコンパクトにまとまっているので、学生になっても役立ちます。

 

 

 

以上です。なにか思い出したら、ちょこちょこ追記するかもしれません。

全ての社会人受験性に幸あれ!

(これは私の経験談です。一般論ではありません。)