去年の６月８日のことです。
それまでは娘の職場の近くで同僚の方が何度か見かけていた子で私たちは６日まで出会うことはなかった子でした。
６日はただ道端で日光浴をしているような姿を運転中に見て 頑張って生きていくんだよーと声をかけたのを記憶しています。
７日は娘がお休みで ８日の仕事帰りに娘を迎えに行くとそこにまたその子がいました。１７時３０分頃でした。
お尻付近から何かがいろいろ出ていることに気づき これは病院に連れて行かなければ 捕獲用品もない どうしたら？と知り合いのYさんにアドバイスを頂きたく相談 主人にもビデオ通話でこの子を助けてうちの子にしたいと伝えると「電話はいいから早く助けてやりなさい。」と言われ 娘は職場から段ボールを取りに行き 私も娘の職場に車をおかせてもらい急いで戻ると姿はなく・・・
必死に探していると 職場の方やご近所の方々も来てくれて一緒に探してくれてると電話で相談したYさんが心配してタモを持って来てくれた時にちょうど見つけることができ すぐに捕獲をしてくれてご近所の方が持ってきてくれた洗濯ネットにYさんが手際良くその中に猫ちゃんを入れて段ボールへ入れてくれた時は１８時３０分を過ぎていました。
かかりつけ医に電話してもすでに閉まっていて連絡がとれず 私と娘とYさんで他の動物病院にとにかく連絡し症状等を伝えると ある動物病院で連れてきて下さいと言ってもらえて急いで向かいました。
そこで問診票に名前を書くとこがあり 我が家には同じ柄の子でリクとカイがいたので陸空海でくぅちゃんと決めました。診察で子宮脱と直腸脱と診断され ここまでひどい状態は今までに見たことがないと 時間的にスタッフも帰ってしまい処置ができないとのことで先生が夜間動物病院に連絡をして状態を伝えてくれてすぐ受け入れてくれる事になりました。
そのまま一度自宅に戻り 帰りに入れるキャリーや毛布やトイレシート等を持ち夜間動物病院へ出発するとYさんから連絡が入り心配してくれていて私も一緒に行くわと言って頂き２０時頃に夜間動物病院に到着。
それから診察。検査の結果や説明を受け、１時間程補液をしてからの手術になり祈りながら待ち続けました。
無事手術が終わり 状態が状態なのでこのまま連れて帰らせるのは心配なので朝まで入院させて様子を見ていてくれると入院ケージには入れずに衣装ケースに入れて常に医師たちの目が届くようにしてくれていて安心して帰宅したのは午前１時３０分頃でした。
とにかく少しでも寝て明日早く起きて迎えに行かなければと眠ったと思ったら ３時３０分に電話が鳴り急変を伝えられ急いで病院に向かいました。
病院に到着し たくさん声をかけ ただなでることしかできずに ４時３０分に虹の橋へ。
本当はたっぷり愛情をかけて、ぴかぴかつやつやの美人さんにして超我儘にして あの時は本当に大変だったけど良かったねって言える日がくると信じてたんだよ、、、。
担当の先生もくぅちゃんを助けてあげたかった。助けてあげれなくてごめんね。と一緒に涙を流してくれました。
未発達のまま初潮で妊娠して上手に出産できなかったと思われると。
たった１，７㌔の体で。。。
病院でくぅちゃんをとてもきれいにして頂き我が家に連れて帰りました。
その日は一日くぅちゃんと過ごし、夕方に歴代の子達が眠ってる我が家の庭に埋葬することにしました。
Yさん くぅちゃんに素敵なお花を添えに来て頂きありがとうございました。
師長さんもお仕事帰りにお別れに来てくれてありがとうございました。
※お顔はわからないように写してありますが 苦手な方は見ないようにして下さいね。
前日の内容を知った娘の仕事場では出勤後にすぐに早退させてくれて とても感謝しています。
愛しい愛しい我が子。もっともっと一緒にいたかった・・・。
我儘末っ子にしてたくさん幸せにして 私たちも幸せもらいたかったよ。
この世でたった２４時間しか飼い主でいられなかったくぅちゃん。
短い時間だったけど あなたに出会えて飼い主にしてくれてありがとう。
もっと早くに見つけてうちの子にしてあげれてたら良かったのにごめんね。
くぅちゃんのことでお世話になった優しい方々に心から感謝しています。
外の猫たちに優しくなれる人が増えますように・・・。
※ 似たようなブログを書かれてる方がいますが その方はくぅちゃんとは一切関係ありません。
死は二度 肉体から魂が抜けた時とこの世の全てに忘れた時と聞いたことがあり心に残っていて・・・
今年の６月９日で一周忌になるくぅちゃんが二度目の死を迎えないように・・・。
くぅちゃん 生まれ変わってきてくれないかな？ 待ってるよ。