「プレゼントにまつわる大切な学び」があります☆彡
所属していた会社社長が、私の相談に対応するために、 わざわざ時間をつくって新神戸から広島まで来てくださる、という機会がありました。
当時の私はまだ30代半ば。 このような場合、どのようのお迎えしたらいいかと大慌て! 頭を抱えました。
考えに考えた末、心ばかりのプレゼントを用意しよう、と決めたのです。
そうなると次は、何を贈るか? です。
業界でも大手、年商600億もの会社の社長です。
どんなものでもお持ちでしょう。
何が欲しいかなんて、想像もつきません。。
それなら、庶民の生活を垣間見ることも話題になるかな~と思い、いま自分が気に入ってるもの、役に立っているものにしよう、と考えました。
いま気に入っているもの、それは、ユニクロのフリース素材のブランケット! 軽くて肌触りもよく、色もキレイで暖かい。しかも気軽に洗えて便利!ユニクロのショップは活気があり、店舗数もぐんぐん増えていってました。 そんな今伸びている企業の製品なら印象もいい、と思いました。
プレゼントを買いにショップへ行ったのです。が・・・、
ブランケットに付いている定価1000円の値札を見て、
また思いがよぎります。
「いくら気に入っているとはいえ、社長に1000円のものなんて渡せない・・・」気が引けて、店から出てしまいました。
そして、またぐるぐると自問自答を始めました。
1000円がダメなら、いったいいくらならいいの?
5000円?
10000円?
それとも、10万円?
そんなの言い出したらキリがないじゃない!
そうしているうちに、はっとしたんです。
このブランケットに託そうって思ったんだった!
その気持ちを確認して、もう一度ショップへ足を運びました。
するとそのブランケットが値引きされていて、
なんと半額の500円になってたんです!
もう~びっくり! 500円なんてダメよ、どーしよう?? ってまた迷いが出ます。
最終的に自分がたどりついた答えはこうでした。
「私が贈りたい!と思ったのは、
お運びくださることに対しての「 感謝の気持ち 」贈りたいのはそれってことです。
その「 贈り物をする心 」を自分のこころにしっかりと置いて、500円のブランケットをキレイにラッピングしてもらいました。
そして当日。社長と向かい合い、食事が始まろうとするとき、今なのかな~、、それとも食事が終わってからの方がいいのかな。。と迷っていたのですが、、意を決して
「プレゼントをお持ちしたのですが、お渡ししていいですか?」と尋ねたのです。 社長は驚いておられましたが、「もちろんです」と言ってくださいました。
そしてそこからです!私の目に飛び込んできた映像に胸がどんどんと熱くなって行ったのです。。
というのは、社長は、まるでスローモーション映像のように、 両手で大きくプレゼントを抱えこむように受け取ると、まるで繊細なものを扱うかのように、一つ一つゆっくり丁寧にラッピングをほどいていかれました。
その動作は、まるで映画のワンシーンのように美しいものでした。
その様子を見ているあいだ、私の頭の中に、 社長にプレゼントを贈ろうと決めてからのことがよみがえってきたのです。
何日もの間、ああでもない、こうでもないと迷いに迷ったこと。 何度も考えなおし、店には足を運んだこと。
そんな思いや時間を含めた私のことを大切にしてくださっている、社長は受け取ってくださっていると感じ、私のこころは感動で震えていました。
贈り物って贈るだけが贈り物じゃなかったんです。
「 プレゼントは贈るだけではなく受け取り方でも贈り物になる!っていうこと 」それを目の前で教えてくださったのです。
私は、遠いところにいる社長ではなく、近いところで見ている社長の様子を見て、心から信じれる人と感じ入り、尊敬するこころは増し、人として大ファンになって行ったのです。
~「相手を想う気持ち」は、贈る側も、受け取る側も、表現できる~ クリスマスといえば、若い女性たちの中には、 「ハイブランドの高級品をもらうことが愛されてる証拠だ」って声もあがるようですが、私は、そんなことはないって思っています。
ブランド品がダメと言ってるのではなくって、 人の気持ちは、ブランドや値段では量れない、ってことです。 それより、相手のことをどれだけ思いやったか、 その時間や行動こそがギフトだと思うのです。
社長は、いつも社員やお客様のことを考えておられました。 だからこそ多くの信頼をあつめ、年商600億もの業績を出せる会社へと成長したのだと思います。
みなさまご存知のオー・ヘンリーの短編に「賢者の贈り物」という物語があります。
貧しい夫婦が、相手へのクリスマスのプレゼントを買うために、 自分の大切にしているものを手放してお金をつくるというお話です。
妻のデラは、夫が代々受け継いできた懐中時計の「金の鎖」を買うために、 自慢の髪をバッサリ切り落とし、商人に売ってしまいます。
一方、夫のジムは妻が欲しがっていた「鼈甲の櫛」を買うために、 大切な懐中時計を質に入れるのです。
そしてクリスマスの日の夕方、仕事から帰ってきたジムは デラの顔を見て驚きます。デラの美しい髪がなくなっていたからです。 またデラも驚きます。
ジムの金時計もなくなっていたからです。 二人が用意したギフトは、どちらもムダにになってしまいました。
愚かな行き違いとなってしまうのですが、 彼らは、お互いに「 真の思いやりの心を受け取った 」 という結末です。
作者のオー・ヘンリーは最後にこう言っています。
「贈りものを与え、贈りものを受けとる人々のなかで、 彼ら二人のような者こそが「最も賢き人々」なのだ」と。
\ メリークリスマス♪ / *
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