今日からテーマをひとつ追加します。
マクコロビオテックで使う素材の解説です。
第1回は大葉のお話からです☆
中国原産の一年草で、
日本では平安時代以前から栽培されていたとされている。
漢字で『紫蘇』と書くことから、本来のしそは赤じそのこと。
緑色のしそは赤じその変種で。青じそ、大葉とも言う。
青じそは薬味、赤紫蘇は梅干しや生姜などの
漬けものの色づけに、芽じそ(紫芽・青芽)は
刺身のつま、和えものの彩になどに、
つぼみの開花した花ほじそや花が落ち、
実が未熟なうちに収穫した穂じそは
漬けものや佃煮にとさまざまに利用される。
大葉のミラクルパワー
血行促進・抗酸化作用・アレルギー緩和
ビタミンB群。ビタミンC・E・K、カリウム・
マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛・
マンガン・銅などのミネラルも豊富、
特にカロテンとカルシウムは野菜の中でも群を抜いています。
香り成分ペリルアルデヒドに強い防腐作用・
食欲増加・消化促進効果があります。
細菌では実からとれる油に強い抗酸化作用が認められています。
大葉の選び方&保存方法
葉先までピンとしていて、葉は切り口に変色がないもの。
葉の緑が濃く、みずみずしいハリとつやがあるもの。
保存方法は湿らせたキッチンペーパーに包み
、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室にいれましょう。
マクロポイント
大葉は香りがよく、葉の形は外に広がるという
陰性のエネルギーを多く持っています。
玄米ご飯が重く感じるときは、大葉を刻んで
大葉ごはんにすると陰性のエネルギーが
入って食べやすくなりますし、お味噌汁に
加えてもよいでしょう。
陰性のエネルギーが働くと視野が広がり、
思考が前向きで柔軟になります。
参考文献
・朝昼夜のマクロビオティックレシピ 奥津典子 河出書房新社
・キレイになるマクロビレシピ 中美恵 中広行監修 講談社
・旬の食材 秋・冬の野菜 講談社
・からだにおいしい野菜の便利帳 坂木利隆 監修 高橋書店
・日本の食材帖 山本謙治 ぼうずコンニャク 監修 主婦と生活社