流産・死産・天使ママのついて・・・① | 沖縄県宜野湾市・イジュの花助産院/妊活・不妊・温活サロンOhana

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こんばんは。助産院Ohanaのしまぶくろ なつみです。

今日は、いつもとは違う・・・プライベートなことを記載したいと思います。

 

流産・死産・天使ママの体験で苦しまれている人の支え、前に進めるようなキッカケとなればと思い何回かに分けて紹介したいと思います。

と言うのも、実は先日7月3日、早くに生まれすぎた為生まれてすぐにお空に還った我が子の誕生日でした。

 

ここ最近は怒涛の日々でなかなか時間は取れず、毎日心の中で申し訳ない気持ちでしたが今日は久しぶりに、お寺とお墓にいる「そうたろう」に会いに行く時間がとれました。

 

二人目不妊で長年治療を続けることで心身ともに疲れ果て諦めていた矢先に、妊娠が分かりました。

しかし、初期流産を3度繰り返していた為・・・

毎日、「出血しないか?」「今日は大丈夫だった。でも、明日は我が身でいつどうなるか分からない。」

という不安を抱え妊娠中過ごしていたのを覚えています。

ようやく世間で安定期という言われる時期にも入り、胎動も感じられるようになり大丈夫だ!と安心しきっていましたが、

突然前期破水で出産の時期は訪れました。

 

妊娠6か月目前で、完全破水しその後陣痛が来て分娩に至りました。。

 

2017年 7月3日 午前5時に完全破水、そしてすぐに陣痛が始まり午前9時過ぎに誕生しました。

身長;19.5㎝、体重200ℊ 男の子

手足もしっかりとした、素敵な肉付き。どこも奇形は認められず、顔立ちも整ったイケメンの男の子でした。

 

死産を経験して、時が止まったままでしばらく思考停止の日々。

受け入れるのが辛く、なぜ私だけがこのような思いをしないといけないのか。

子どもが欲しくて望んでいたのに、なぜこうも子供には恵まれないのか。

私は母親失格か。子供には選んでもらえない存在なのかと自己否定に陥っていました。

朝起きてから、お酒を飲んで過ごす1日。

お酒がない時は、泣いてばかりの日々。

ある日鬱病と診断され、抗うつ剤の内服でしばらくコントロールが始まりました。

 

薬を飲みながらも、お酒が増える私を見かねた主人が2週間ほど休暇を取り、一緒に過ごしてくれました。

 

上の子を学校へ送り届けた後、私を連れて北部へドライブへ行ったり・・・

海が見える公園へ連れて行き散歩してみたり・・・

海辺でただただ眺めて過ごすだけ。

鬱状態の時って、人にもよると思いますが私の場合はガス欠状態で完全に思考が止まりました。

テレビを見る事はできても、内容が理解できない。頭に入らない。

本を読もうとしても、内容を理解するのに時間がかかりとても疲労困憊になる。

 

しかし、多くの自然に触れることは、海や川、風の音や感じ、鳥のさえずりはとても心地よく

自然の豊かさを感じられるようになりました。

 

少しずつ心地よさや感じなど感情が動き始めたような感覚になると、鬱症状も落ち着いてきました。

そこで、毎日が自問自答がまた始まりましたが、今度は自分が前に進むための答え探しでした。

 

なぜ、赤ちゃんはこんなにも早くお空へ還ったのだろうか?

こんな短い期間、私のお腹の中に来た意味は何だろうか?幸せだったのかな?

私や家族に伝えたかったメッセージは何だろうか?

そして、私自身が今を生きる理由、生かされる理由を日々考えていました。

 

そんなときに、

 

鮫島先生の 

「 天国郵便局より おとうさん、おかあさんへ 」

 

を手に取り気持ちがとても軽くなりましたのでご紹介させて下さい。


(以下上記本より引用)

『天国を出発する前、神様から「おとうさん達と一緒にいる時間は短いですよ。それでも行きますか?」
と聞かれたとき、本当にショックで悩みました。

しかし、あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
わたしは地上に降りる決心をしました。

たとえあなたたちに悲しい思いをさせても、たとえ一緒にいる時間は短くても
あなたたちの子どもに数えられたかったからです。

そして、私の夢はかなえられました。

おかあさん、わたしは確かにあなたの胎から生まれましたよね?
おとうさん、わたしは確かにあなたの血を受け継いでいますよね?

わたしは永遠にあなたたちの子どもです。

そのことをわたしは誇りに思っています。

いまわたしは、あなたたちと共に過ごした、
短いけれど楽しかった日々に思いを馳せ、
わたしに続き、あなたたちの家族になりたいという
きょうだいたちに、あなたたちのことを自慢する日々です。

わたしは親戚のみんなといっしょに元気にしていますので、

もうこれ以上悲しまないでください。
そして、心から「わたしの選びは正しかった。」と言わせてください。 』


一部抜粋しながら載せました。

この文章に、わたしは心が救われました。

もし、流産を繰り返し、死産を経験したママ、そして天使ママ達で悲しみから抜け出せない方にはぜひ一度は読んで頂きたい本だと思います。

どんなに短いいのちでも、赤ちゃんは後悔はなく、喜んでお腹の中に、いのちを宿したことに違いはありません。

お空に還った後も、天国にいるきょうだい達へ自慢するということは、きっとお空の上でも幸せなんだろうな。

という気持ちにもなりました。

 

私達家族のもとへやってきた、そうたろうからは多くの学びがありました。

いのちの尊さ、当たり前は一つもないということ。

限られたいのち、いつまで続くか分からないけど日々感謝しながら過ごすことが大切だと教えてもらいました。

 

今度、もう一度私達のもとへ来た時には全力であなたの生きるいのちを信じ、愛し、そして守ります。

すべてを受け入れられる母である為にも、心も身体も強くいたいと思います。

その日を心待ちして日々を生きたいと思う1日でした♡