参考本
「認知症にはココナッツオイルが効く」
白澤 卓二 著
KADOKAWA
2015.09発行
★ 参考本からのエキスを
抽出して、生活習慣への
改善を、もくろむ根拠として
125歳への長寿を目指したい
★ なぜ、ココナツツオイルは
認知症に良いのかについては
1 中鎖脂肪酸(MCTオイル)が多い
★ 認知症にはいろいろな病気がある
1 アルツハイマー型認知症
ア 脳の神経細胞が委縮・変性していく病気
イ 50歳から発症、ピークは70歳代
ウ 軽度の段階では海馬の神経細胞が変性・委縮
エ 短期記憶障害として発症
2 血管性認知症
ア 脳血管障害(脳卒中)による認知症
イ 脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の三タイプが存在
ウ 症状は注意力散漫・居眠りなどがある
3 レビー小体型認知症
ア 記憶と感情をつかさどる大脳辺緑系の神経細胞が死滅
4 グレーゾーン(小生)が軽度認知障害
ア 日常生活は可能(軽度認知障害)
イ 発症にはココナッツオイルが有効
ウ 食生活の改善という生活習慣病の予防
★ なぜ、認知症が改善するのか
老人班を形成した神経細胞はエネルギー代謝が不活化
つまり、ブドウ糖をうまく取り入れられないので死滅する
ブドウ糖が無くてもケトン体があると神経細胞は低下しない
短鎖と長鎖の脂肪酸は動物由来の脂肪酸
中鎖脂肪酸(MCTオイル)は植物由来の脂肪酸
消化酵素の必要性が無いので驚異の吸収力がある
肝臓でケトン体に分解されてエネルギー回路で働く
老人班に病んだ神経細胞が、死滅せずに使用可能となる
ケトン体の三種類のうち働くのはペーターヒドロキシ酪酸のみである
中鎖脂肪酸をケトン体に分解できない体質は病院検査で判明(千円程度)
認知症初期以外や肝臓で中鎖脂肪酸をケトン体に分解できないと進行する
★ 効果の期待できる摂取方法
MCTオイルは中鎖脂肪酸のみでできている
三食とも摂取する必要がある
腸での吸収力、肝臓での分解力はMCTオイルが高い
価格が安いのはココナツツオイル(食用油・パウダーを含む)
ブドウ糖が不足しないと優先順位(ココナッツオイル)の利用価値が無い
★ 生活習慣病のリスク因子としてのアルツハイマー型認知症
糖尿病・高血圧・肥満などが認知症のリスク因子となる
食後の高血糖の予防には、炭水化物の摂取は総カロリーの20%
ココナツツオイルは、一回 15ml 一日三回がスタートライン
下痢をする人は、体質改善が必要
ご飯は玄米が理想、おやつは良質の脂質の素焼きのナッツ類が理想
摂取推奨食品
1 家畜肉類と加工品
2 魚介類と加工品
ア DHA/EPA(青魚)
イ 良質のたんぱく質
3 野菜類
ア ビタミン・ミネラル
イ 糖質の吸収を緩やかに
ウ 食物繊維が代謝物を排泄
4 イモ類(こんにゃく)
5 果物(アボガド)
6 豆・大豆加工食品
ア 低糖質・高たんぱく(植物性)
7 海藻類と加工食品
ア 味のついていないもの(低塩分)
8 鶏卵・ウズラの卵
ア 低糖質・高たんぱく
9 チーズ・生クリーム
ア チーズは低糖質食品
10 油脂
ア 不飽和脂肪酸(オメガ3・9系)
11 醤油・赤みそ・マヨネース・酢・みりん
★ 血管構造と高血圧
動脈血管の構造は
1 内膜(三層構造)
ア 内皮細胞
イ 平滑筋
ウ 内弾性膜
2 中膜
ア 平滑筋
イ 外弾性膜
3 外膜
ア 結合組織
4 原則、平滑筋による弾力・柔軟性がある
5 加齢とともに硬く・もろく(高血糖)なる
6 弾力の無い分、リスク因子が高まる
7 裂けたりすると命の危険が及ぶ事態となる
★ 中年期に高血圧症を罹患すると血管性認知症のリスクが高い
★ 残存する歯と認知症
歯の本数の少ない人・咀嚼力の弱い人
歯根膜で食材の硬度・厚さの認知を情報化している
流動食では認知機能の後退(脳の萎縮)があるとされている
歯の無くする原因
1 虫歯・歯槽膿漏
2 三十代以降の歯周ポケット
ア プラーク形成
イ 歯肉炎
ウ 歯周病
エ 口腔衛生は100歳まで歯を保つ領域
オ 歯の残存数の高い状態が認知症の予防効果
唾液が多いと口腔は自浄作用がある
1 ネバネバ唾液は自浄作用が働きにくい
2 舌先を前歯の表側の歯肉をなぞると若返りホルモン分泌
3 舌を大きく動かすと認知症・記憶力ていかの予防行為
4 ココナッツオイル(抗菌作用)で口腔ケア
ア 口の中が爽快になる
イ 歯磨きやマウスウォッシュよりも効果的な方法
ウ ホワイトニングを含む口腔ケア
エ 糸ようじには勝てないでしょうが細菌類には効果的
オ 要は長時間滞留させてグチュグチュするようである
★ ココナッツオイルブリングの実際
1 唾液の分泌促進目的に水をのむ
2 原則として空腹時に行う
3 10~15mlのココナッツオイルを口に含む
4 口を閉じたままで口腔内を循環させる
5 総時間数は15~20分程度
ア 10分未満は効果が期待できないそうな
6 廃棄はティッシュペーパーとともにゴミ化処理
ア 唾液と混合した乳白色が洗浄視認方法
7 洗浄液として水で洗浄して完了
8 最後に、また、水を飲む
★ ココヤシの生育環境
アジアの熱帯地域
海辺の塩分OK
ヤシ科としては数千種類
食用油としてはココヤシ・アブラヤシのみ
ココナッツオイルとパーム油が工業生産される
ココナッツオイルのみが認知機能改善効果がある
動物実験ではパーム油にも病気のリスクを高める効果
★ 認知症改善に効果的なココナツツオイル
エキストラバージンココナッツオイルが良いとしている
バージンココナツツオイルもその次に良いとしている
オーガニック認証の製品であること
常温保存・未開封で二年間有効
晩秋から春先は40~50度の湯で湯煎が原則(固体化しているため)
★ ココナッツミルク購入のポイント
中鎖脂肪酸の多いもの(脂肪量)
清潔なガラス容器で2~三日で消費
★ 抗酸化酵素がアンチエイジング酵素群
ペーターヒドロキシ酪酸が酵素を活性化させる
百寿者の条件の一である抗酸化酵素の高いことがクリアー条件
★ 脂肪摂取の方法が長寿への処方箋
コレステロール
1 胆汁酸
2 性ホルモン
3 副腎皮質ホルモン
4 これらの原料のため生存には必須(毎日・毎週)
短鎖・長鎖脂肪酸はアルツハイマーの発症に関連
家畜肉類は週に100gを限度として2~3回とされている
家禽肉(鶏肉)は100gを限度として週に1~2回とされている
小生は自律神経の不調により鳥のから揚げ(業務スーパーの冷凍品)を利用
それは、外科以外の食事内容は鶏肉・卵が常食だったのが原因となっている
鶏肉には機能性アミノ酸が豊富なので、積極的に食べるべしとなっている
スーパーに並ぶ植物性油は摂りすぎると生活習慣病を招来する
肉体労働にかかる脂肪摂取率からの適合量は問題ないとしている
オメガ6系の紅花油・ひまわり油・コーン油は、過ぎると高血圧・動脈硬化の要因
★ 野菜ジュース・果物ジュースはアルツハイマーの予防
発症リスクが超低下する
フィトケミカル(ファイトケミカル)が意味を持つとしている
緑茶ポリフェノール・赤ワインも良好としている
残念ながらコーヒーのポリフェノールは言及されていません
★ 脳は使うほどに活性化するとしている
複雑な文章の作成
恋のときめき
1 神経成長因子の血中濃度が増加
★ 認知機能障害の改善・効果
ココナッツオイルの摂取
1 エキストラバージン
糖質を制限して中鎖脂肪酸を有効化させる
脂肪酸の摂取習慣の見直し
ホルモン産生のための
1 基礎材料の定期的摂取
2 ストレス抵抗性を高めて産生負担を強要しない生活
3 睡眠習慣を7~8時間確保してサプリの極小化生活
4 熟睡のための環境整備
5 百寿者は全員、ストレス抵抗性ホルモンのレベルが高い
生活習慣・運動習慣・ドキドキできる趣味の充実
★ 編集後記
★ アマゾンには
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
単行本(ソフトカバー)
2015/9/18
デイヴ・アスプリー著
という本がある
活用方法が詳細に示されていて
認知機能の低下を少なくする実践活用が
評判となっているそうな
★ 意味としては
中鎖脂肪酸の
一種類しか
脳機能には効果を持たないので
MCTオイルという
ココナッツオイルから抽出した
中鎖脂肪酸の
サプリメント的油脂が市販されている
価格は少々高いですが
脳のひらめきは
尋常ではないそうです
★ ココナッツオイル
ココナッツオイル 1000 mg
240 ソフトジェル / 商品番号 016614
ターメリック規格抽出物 400mg &ココナッツオイル 500 mg
30 ソフトジェル / 商品番号 055305
ターメリックも認知症に効果があるそうな
意味としては「クルクミン』(吸収可)と思われる
胡椒の成分(ピぺリジン)も必要(吸収されない)となります
エキストラバージンココナッツオイル
16 oz オイル / 商品番号 013182
ココナッツオイルブリング 用
脳の神経維持用
有機ココナツツオイル
※現在は品切れ中との由