富ではなくただの数字を貸し借りするのが銀行を頂点とする現代経済であり、それを信用創造と言います。何も無いところから「信用を創造(数字を創作それを空気からお金を作るともいう)」する。常に利子を生み数字を拡大し続けねば崩壊するというほどに危うい経済システム。その上に現在七十数億人の日常生活が営まれています。
この金貸が産み出した現存する国家群と、その経済システムが「もっと多くの金儲けを」という、ただそれだけの詰まんないものですが、この単純な欲求が地球上の全ての人々の運動エネルギー源になってきたという事実はキチンと把握するべきであります。この「もっと多くの金儲けを!」が仕出かした代表例が戦争でありますが、この戦争は銀行屋単独でできるものではなく、その金に集まる芝居がかった代理人たちが対戦国の双方に存在しなければなりません。
吾々99%側の人間には1%の情報は入るはずがなく、世界が『もっと多くの金儲けを』そのための金を貸す銀行。と言う風に出来上がっている以上、1%という金儲け教と言うに相当する新興宗教の信者たちは、1%のさらに上の1%そしてもっと上の1%という風に浄化させていきますと、地球上の全財産(数字)の半分をたった8人が握っているというどうしようもない現実になります。フランスにフランスの意志があるのでも、アメリカにアメリカの意志があるのでもありません。
8人を筆頭にする金貸の意志が第一なのです。地球上を牛耳る彼ら8人に、世界中のマスコミの全てが握られています。毎日毎日真実を報道しない自由と、都合がいい「嘘を報道する自由」が全てのマスコミに共通してあり、全ての学校もまた彼ら8人の影響下にあります。フランスもドイツもアメリカも日本も、国家として自立する以前にこの国家を超越する教祖8人の支配下にあり、金儲け家族とその代理人の1%だけが人間だという、儒教あるいはユダヤ教の影響下にあります。
争いがなくならないのは無くなると困る(金儲けができない)事実があるからであり、マスコミの役割は教祖の願いを世界中に拡散することであります。いわゆる知識人もまた金儲け教の敬謙な信者であり、教祖の意向をあらゆる用意された場所で、教祖様の言う通りと進言するだけの生物ですが、それもこれも中国の暴走によって、銀行の信用創造と言うカラクリが99%の目にも良くわかるようになってきました。
人が住まない「鬼城」が無数に広がり、揚子江を死の川に変えた三峡ダムは崩壊の時を迎えています。人が住まない土地を暴走する中国高速鉄道は信じられないほどの赤字を計上しています。建築工事=国家成長をロスチャイルド家と共に暴走してきましたが、数字は無限大に作れるのだというその事実は隠しようもなく、隠すことが出来なくなった数字の信用は現在中国の国力を減退させ続けています。
銀行家族が金儲けの拠りどころとした中国経済は、汚物の堆積と共に沈んでいかざるを得ないでしょう。全ての国家を超越する彼らの力の源が「金儲け教とその信者たち」にあるのならば、99%は「金儲け教」に縁らない新しい「経世済民(経済)術」を創造するべきではないだろうか、私は残りの命10~20年をそのために使いたい。私にとってそれが世界中で1万を超えるような小国家群構想であり、江戸期の村請制度のように経済敗者を作らずに、お互いを助け合うお互い様国家群であり個々の国全体が豊かになる方法です。
貯め続け膨らみ続ける借金から始まる銀行による銀行のための経済を廃止して、すなわち銀行を廃止して国家がお金と言う循環する数字を作って、村請制度よろしく国家内自給自足をする失業も経済敗者をも生まない経済であり、その国家が作る数字の信用を担保するのが、新しく創設される国家の人口ごとに数字を振り分け回収する専門会社「NIPON」であればいいと考えています。
