アトピー性皮膚炎の原因について、非常に重要な研究結果が報告されました。
それは
「セラミド不足がアトピーの発症に関与している」ことが世界で初めて明確に検証されたというものです。
これまでアトピーは「体質」や「免疫の問題」と説明されることが多くありましたが、
実はその根本には、皮膚バリアの破綻=セラミド不足が大きく関わっている可能性があります。
セラミドは、皮膚の一番外側「角質層」に存在する脂質で、
いわば肌の“セメント”のような役割を担っています。
このセラミドが十分にあることで、
- 水分を逃がさない(保湿機能)
- 外部刺激(アレルゲン・細菌)をブロックする
- 炎症を起こしにくくする
といったバリア機能が維持されます。
しかし、アトピーの方ではこのセラミドが不足しており、
→ 水分が蒸発する
→ 外から刺激が侵入する
→ 免疫反応が過剰に起こる
という悪循環が起こります。
これまでのスキンケアは「外から補う」ことが中心でした。
もちろん外用セラミドは重要ですが、
最近では
👉 「内側からのセラミド補給」も重要ではないか
という考え方が注目されています。
セラミドは、食事やサプリメントから摂取することで、
体内を経由して皮膚の水分保持力に関与する可能性が示唆されています。
特に、
- 肌の乾燥が強い方
- スキンケアだけでは改善しにくい方
- アトピー傾向のある方 は
👉 外用+内服の併用 がより理にかなったアプローチになります。
当院では、
- 原料の安全性
- 吸収率(バイオアベイラビリティ)
- 継続しやすさ
を重視し、
「自分や家族に使いたいと思えるものだけ」を採用しています。
セラミドに関しても、単なる美容目的ではなく、
皮膚バリア機能を整える“医療的視点”でご提案しています。
アトピーは「体質だから仕方ない」と思われがちですが、
👉 皮膚バリアという視点から見ると、改善の余地は十分にあります。
その鍵のひとつが「セラミド」です。
外側からのケアに加えて、
内側から整えるという新しい選択肢も、ぜひ取り入れてみてください。
皮膚の「セラミド不足」がアトピー性皮膚炎の直接原因であることを世界で初実証 | 宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター