2024/7/5

1.3.就活軸の優先順位

 就活の(広義の人生軸)を決めるのに優先している順に説明する。

1.3.1.自分らしさ

 自分らしさは大切である。端的に言えば、カッコいいかイケてるか?次に述べる報酬は広い意味で自分らしさに含まれるので、最優先事項とした。自分らしさとはアイデンティティ。アイデンティティとは自己同一性である。私の独断的解釈では「自分が(この世で生きている存在理由がこうでありたいと思い描く)自分(と実像である自己の存在が一致している状態)であること」だ。私がそのプランの人生を想像した時、自分らしいか?自分らしさとは何か?言葉を選ばずに言えば、カッコいいか、イケてるか?人生の主役は私自身。その私が主演俳優として、その人生を演じていて、俯瞰的に自分自身を上空から眺めて、イケているか否か?である。

 人生なんでなんでも創作的に表現した方が楽しいはず。しかし日本にいると、出る杭は打たれるといった横並び思想が蔓延しているような空気感を感じてしまう。そうするといかにして浮かないように、周囲と調和するかに腐心して言動が制限してしまいがちだ。それって楽しいか?

 

1.3.2.労働に対する対価

 次に労働に対して、得られる報酬は大切である。プリンストン大学のダニエルカーネマン教授の自説が近年覆されていた。少し前まで年収と幸福度の関係は1000万で頭打ちとされていた。しかし(幸福度の高い人々と低い人々とを分けて分析したところ)年収の増加とともに幸福度は伸び続けることが判明した。世の中金で解決できることは山ほどある。最低レベルの生活水準を維持する必要があり、少なくとも生活保護受給を脱したい。

 

[2章 就活プラン決定の具体的メリットとデメリットの考察結果]

 年内における就職活動の4つのプランの優先順を、果たしてどう決めるか?それぞれメリットとデメリットを深く考察した。各プランについて、業務自体のやりがい、将来性、自己成長他者貢献をポイントで考え、どのプランが幸福になるか?社会システムの変化予測も少し加味した。

 

2.1.プランa(今までと同様に就職活動を進めていく)

 幸福度予想は50-90%。中央値60%。中央値は同じプランで継続した場合だ。McJob度は55%でやりがいに反比例する。

[メリット]

・特例子会社でPC業務と作業系の両輪業務は現実的な理想形であり、そうした企業が見つかれば理想。一介の障がい者として、最も王道で堅実な幸福な人生が歩むことができる。

・今後どう社会の仕組みが変化していくかわからないが、定年廃止となれば、組織に属するメリット(人脈、キャリアの積み上げ、スキルの積み上げ)が大きい。働いた分だけメリットを享受できる。

 

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[デメリット]

・これまでは現実的に最も自分らしく働ける職場だと思っていたが、企業がNOを突き付けるということは、真実は自分らしくないのではないか?ミスばかりのポンコツなゴミ成果物を生成し続けるだけだからだ。

・年内に就職が決まらず、長期化して疲弊する。就職決定率20%。

・支援打ち切り(越年)後の就活がハードモードとなる。

・自己否定感を増大させ、(私が社会を見る目が悪い方向に)認知がゆがむ。人格者とは程遠くなる。

・仕事を始めても、事業所の支援が受けられず、長期就労の可能性が15%低下する。

 

1.2.プランb(作業系の求人など、求人の幅を広げて就職活動を進めていく)

 幸福度予想は70%で、同じプランで継続した場合である。McJob度は70%でやりがいに反比例する。副業できなければライフピボットのメリットが大幅に低下する。こっそり副業をするか、会社で一定の信頼評価を受けて、例外として副業が認められるようするのはどうか?

[メリット]

・年内に就職が決まる可能性が大幅に上昇する。就職決定率70%。

・自己肯定感が上昇し、社会における居場所を見つけ、人格者として自己成長と他社貢献ができる。

・仕事を始めてから、事業所の支援を受けつつ、長期就労の可能性が15%上昇する。

・俗に誰でもやれるが、人種によってはやりたがらない仕事に従事するという意味で、他者貢献ができているという考え方もできる。

・複合就労(副業可)の場合、副業を徐々に本業へと移行し、単純労働を脱するといったライフピボットがしやすい。

[デメリット]

・スキルが身につかない。思考停止で頭が悪くなる。他者貢献はあるが、自己成長はない。

 

1.3.プランc(A型事業所にも広げて就職先を検討していく)

 McJob度は66%で、やりがいに反比例する。幸福度予想は55-80%で、中央値は65%で、同じプランで継続した場合に限る。プランcと同じく、ライフピボットのメリットが激減する。かつ収入がbの66%であることと、自由時間がトレードオフの関係なので、どちらを取るか?

[メリット]

・アットホームで緩く社会参加できる雰囲気で、気分的に楽勝。

・社会の中で居場所を求めなければ、ストレスが最も低い。

・複合就労(副業可)の場合、副業を徐々に本業へと移行し、単純労働を脱するといったライフピボットがしやすい。

 

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