ドル円の日足です

短期３０日雲は陰転し下降を暗示
ロウソク本体は、短期雲の中から下抜けを模索中
３０日安値平均を若干ですが割り込んで
中期雲に突入して終了しています

下値の目安
１２０日中間価格は９７．３０水準
中期雲の下限が９５．４０水準となります

オシレーターを分析すると
上段のインジは、特異点の二回目で安値を更新しており
下降トレンドの初動となります
一旦上昇する局面があっても、週末終値９８．２０水準をさらに
割り込む可能性が高いと思われます

下段の３０日乖離率ですが
とりあえず３０日線との乖離は埋まりました

インジに引いた横赤線は上昇方向への乖離水準ですが
上昇継続に必要となる水準に届かずに、
０ラインを割り込んでいます

プラス圏での滞空時間を考えると、上昇は終了
下方向へ動き出す可能性が高いことになります

総合的に見ますと、
時間的に十分にもみ合った後の下落ですから
９７円ミドルのサポートを試した後に
中期雲の下限である９５円ミドルに向かっていく感じでしょうかね

Ｎ値計算ですと、９１．５０水準まで下げる可能性はあるので
夏枯れ相場の中、どこで止まるのかが問題です

第二十五回 ドル円、上げるか下げるか？