上達するには一生懸命練習するしかないのですが、ずっと一生懸命練習していてもなかなか上達しないときがあります。
これはいわゆる根を詰めすぎている状態ですね
常に全力で打ち続けていると細かな調整や繊細さがなくなっていきます
バランスが大切です
一生懸命練習を続けることのメリットは「上限が上がっていくこと」です
筋トレのようなもので、重いバーベルを持ち上げられなかったのに続けていくと筋力が付き持ち上げられる
足さばきが速くなりボールに速く追いつくことができるようになる
ボレーボレーで後れを取っていたけど間に合うようになってくる
このようにどちらかというと筋力や反射神経、動き方がよくなります
ボールをコートに収めるコントロールはこれではあまり上達しません
テニスは毎回違う速さ、深さ、高さのボールが来るので対応する力、コートに収める力を鍛えることも大切です
そのためには全力で打つのではなく、3割くらいの力で打ってみましょう
スピードは出ませんが、その分、コントロールに神経を集中して、毎回同じ場所に返せるように練習しましょう
これも違った意味での一生懸命です
せっかく、筋力や反射神経、動き方がいいのにミスが多い、という方はよくいらっしゃいます
もったいないので是非少しの余裕を取り入れてみてください
最後まで読んでいただきありがとうございました