毎日がアートだらけ、おはなです
噂だけ聞いていて、ずっと気になっていた映画『BLUE GIANT』をついに観にいってきました
人気漫画だそうですが、わたしは原作をまったく読まずに映画にのぞみ…
驚くことに、後半は涙が止まらなくなるほどに感動してしまいました
今回は、せっかくなので、まだこの映画を観たことがない！という方に向けて、おすすめしたいポイントを書いていきたいと思います。（ネタバレしないように書きます！）
とにかく、ぜひこの映画は映画館で観てほしいです
大迫力で心地のよいジャズに酔いしれる
映画『BLUE GIANT』の何よりの魅力は、間違いなくその音楽！
なんと、世界的に有名なピアニスト 上原ひろみさんが音楽と演奏を手がけていらっしゃるんです
映画の中では、ライブのシーンがたっぷりと収録されているので、まるで自分がジャズライブを聴きにきているかのような気分に浸ることができます
わたしは過去に音楽（ピアノ、トランペットやコーラス）をやっていたことがあるので、音楽仲間でジャズをやっている友人のライブには何回か行ったことがありました。
それだからか、どこか懐かしいような気分にも…
なので、音楽が好き！という人にはそもそも音楽面で素晴らしいこの映画はおすすめ！
それと同時に、ジャズは全然なじみがないという方にも、絶対にその魅力を発掘するきっかけになる映画になるのでは？と思います
ぜひ、音響設備にこだわった映画館を選んで観ることをおすすめします！
（わたしはTOHOシネマズ日比谷で観ましたが音響最高でした）
泥臭くても、大きな目標に向かうって気持ちがいいんだ
この映画を観ていて印象的だったのは、テナーサックス、ピアノ、ドラムそれぞれのメンバーが汗をかいて、手にまめを作りながら、泥臭く練習しているシーンの数々。
世界一を目指しているテナーサックス奏者の主人公を中心に集まったバンドですが、主人公の彼だけではなくて、他の二人についても、それぞれの努力、喜び、葛藤をとてもじっくり見せてくれていました
そんな彼らの姿を見ながら感じたのは、どんなに泥臭くたって、大きな目標に向かって汗を流している姿は楽しそうということ
こんなふうに思いっきり何かに打ち込むのって、気持ちがいいはず！！！
気がついたら、わたしも彼らに負けじと自分の目標に向かって走ろう！と心が燃えていました
壁を突破するその瞬間に感動が止まらない
わたしが一番涙があふれ出たシーンは、終盤、山場のライブシーン。
あるメンバーが、それまで絶対にやっていなかった「ある演奏」を初めて見せたシーンです
ネタバレになってしまうので、詳しい記述はしませんが、そのシーンまでそのメンバーがずっとやらずにいたことに挑戦する姿に、自分自身の経験を重ねて号泣してしまいました
しかも、その挑戦を、一番のピンチでやってしまう。
それがもうカッコよすぎて、応援したくって、同時にまるで自分の子ども、もしくは自分自身を見ているような気持ちになっていました。
やっぱり、障害を乗り越えようとしてチャレンジしているとき、人はものすごく輝くし感動を与えるのだと実感
今、何かに行き詰まっていたり、進まないといけないと分かっていながら勇気が出ない…もしそんな方がいたら、この映画はきっとあなたの背中を押してくれるんじゃないかとわたしは思います
耳も心も幸せになる映画でした
それでは、また
おはな
