毎日がアートだらけ、おはなです
昨年から続き、映画プロデューサーであるワクセル主催の嶋村吉洋さんの影響で、映画館で観る映画にハマっております
先日観てきたのは、二宮和也さん主演の『ラーゲリより愛を込めて』
第二次世界大戦後、シベリアに抑留された日本人の実話に基づく物語です。
戦争に関わる映画は今までも観たことがありますが、この『ラーゲリより愛を込めて』を観た感想は、これまでのものとは少し違う観点のものでした!
二宮さん演じる山本幡男(ハタオ)さんの生き様がとにかくかっこいい。
生きている時代や背景は違えど、わたしも自分が生きていくなかで大事にしていきたいと思ったことを書いていきたいと思います
どんな過酷な状況でもぶれない生き方の軸をもつ
シベリアの収容所(ラーゲリ)での暮らしと労働は、映画の描写から伝わってくるもの以上に、過酷だったのだと思います。
いつ帰国できるかわからない。
いつ過酷な労働が終わるのかわからない。
日本で家族がどんなふうに生きているかわからない。
そんな状況に置かれたら、わたしは前を向いて生きていけるのか、正直自信がありません
それでも山本幡男さんは「絶対に日本に帰る。家族のもとに戻る。だから生きる。」そう決めて日々を乗り越えていました。
「このために生きる」
メンターの嶋村吉洋さんから、明確な目的・目標を決めることの大切さをいつも教わっていますが、この映画を通して、生きる目的があることのパワフルさをあらためて教えてもらいました。
周りにも影響を与える生き方
絶対に生きる。
そう決めて生きている山本さんは、ラーゲリで共に過ごしている仲間たちにも影響を与えていきます
戦場での経験がきっかけで、自分自身を認められなくなってしまった人。
日本にいる家族が亡くなっていることを知って絶望した人。
自分がしたことへの後悔から、心を閉ざしてしまった人。
ラーゲリで生きる中で「希望」を失ってしまっていた仲間たちにも、山本さんは常にその姿勢と言葉で、生きよう!と伝え続けていました。
山本さんから影響を受けて、ラーゲリに収容されていた人たちは前向きに変化していきます。
そんな彼を見ていて感じたのは、山本さんのように誰かの生き方にもプラスの影響を与えられるような生き方がしたいということでした
いくらでも望むことができる時代だからこそ大切にしたいこと
映画『ラーゲリより愛を込めて』を観て、あらためて今ある幸せが当たり前でないことを痛感しました。
過酷な状況の中で「生きる」ことを決めていた山本幡男さん。
一方、いくらでも自由に望んでそのために目指すことができる今に生きているわたしは、もっともっと、自由に描いてこの人生を思いっきり生きていきたいと、強く思いました
この映画は、また何度も見返したいです
それでは、また
おはな