毎日がアートだらけ、おはなです
わたしが事業を学んでいるメンターの嶋村吉洋さんは、毎日のようにさまざまな偉人の「格言」を発信してくださいます。
そのなかでも、最近配信された格言は、嶋村さんが尊敬する株式会社キーエンス(KEYENCE) 創業者の滝崎 武光(たきざき たけみつ)さんのものでした
人件費は経費ではなく、付加価値創造の要素である。
嶋村さんが大尊敬するほどの経営者って、どんな方なんだろう?とふと思い、滝崎さんのことを少し調べてみたんです
そのなかで、嶋村さんと滝崎さんの共通点、そしてそこからわたしが大事にしたいと思ったことを書いていきたいと思います
経歴:滝崎武光さん、二度の倒産経験からの再起
滝崎さんのことをインターネットで調べはじめてすぐ気づいたのは、滝崎さんの個人的な情報があまり見つからないということでした
キーエンスはわたしも就職活動のときに会社情報を調べましたが、高精度な計測機器や情報機器の開発から製造販売までを行う企業。純国産企業でも海外売り上げ比率は50%を超えています。
就活では「年収の高い企業」としても有名なイメージです。
キーエンスほどの有名大手企業の創業者となれば、その生い立ちや家族構成、詳しい経歴などがたくさん出てきてもおかしくないはずなのになぁ…(そういえば嶋村さんもあまりメディアに露出しないのは、滝崎さんの影響なのだとおっしゃっていたような…)
そんなことを思いながら調べていると、滝崎さんの事業の立ち上げに関する情報がいくつか見つかりました。
その一つが、キーエンス立ち上げ以前、二度の倒産を経験してきたということ。
滝崎さんは20代から事業の世界でチャレンジされ、失敗を経ながら活動しつづけ、今や柳井正さん、孫正義さんに継ぐ資産家になるほどの大きな結果をつくられています
嶋村吉洋さん、大震災の直後に事業を立ち上げる
事業の道で失敗なく順風満帆にやってきている!という方はいないと思います。
メンターである嶋村さんのご経歴を聞くと、高卒でアルバイトをかけ持ちしながら起業資金をつくり、いよいよ本格的に立ち上げ!というタイミングで、阪神淡路大震災に見舞われたとのこと。
それまでにつくっていた1,000万円の資金も、そのほとんどを被災をした家族のために使われたそうです。
そんな状況下でも、「自分は事業を立ち上げると決めていたから」と、事業をスタートされています。
チームビルディングで強固な基盤をつくり、多事業展開をして、「ワクセル」の立ち上げや、大規模な講演会を開催するほどの大きな結果をつくられている嶋村さん。
滝崎さんも、嶋村さんも、逆境をバネに現実を大きく変えてきている経験が重なります
数々の「お試し」を経験して今がある
滝崎さんと嶋村さんの経験を照らし合わせてみて思うのは、なにかに挑戦しようとすると必ず壁にぶつかるということでした。
すごく当たり前のことを書いているような気がしますが(笑)、嶋村さんはその「障害」のことを自分への「お試し」だと講演会でおっしゃっています。
試練が訪れるたびに、
「これでもやるの?」
「こんなに大変だけど続けるの?」
そんなふうに神様から試されているのだと解釈されているそうです。
昨年、嶋村さんから学びはじめてすぐにこの考え方を教えてもらい、わたし自身も今の自分にとっての障害をたくさん経験してきました。
正直、何度も「自分には向いてないんじゃないか」「こんな状況じゃ難しいんじゃないか」そんなふうに考えてしまうことがありました
ただ、嶋村さんに教えてもらった「自分のビジョンをやり遂げる気があるのかを試されている」という解釈をすることで、何度でも奮起してチャレンジし続けています
二人のレベルに少しでも追いつけるように
でも、それは今の自分にふさわしい経験。
必ず今の経験が、自分の描いている未来に繋がっていくように、そして大きな結果をつくっているお二人の存在に少しでも近づけるように…
今日も、自分にとってのチャレンジをしていきます
1974年設立。東京証券取引所市場第一部上場。
センサをはじめとするファクトリー・オートメーションの総合メーカー。
現在、世界46カ国220拠点で事業を展開。
2018年6月設立。代表理事 滝崎武光(株式会社キーエンス 取締役名誉会長)
学業優秀かつ品行方正な学生に対し奨学金給付による経済的な支援を行い、もって社会に貢献する人材の育成に寄与することを目的とする。
それでは、また
おはな