毎日がアートだらけ、おはなです
みなさん、「夢をかなえるゾウ」っていう本を読んだことありますか?
ガネーシャと名乗るゾウが、主人公の人生をよい方向へ導いていくストーリーがとっても愉快に描かれている、水野敬也さんによるシリーズもの
わたし、このシリーズの大ファンなんですが、そんな彼の他の本を最近読みました。
それがこちら
さえない主人公の女の子を、恋愛論の作者スタンダールにふんしたある人物が、意中の男性との素敵な恋愛関係に導いていくほほえましいストーリー
大爆笑しながらあっという間に読み切ってしまいました。
今日は、この本のなかから、「これ、いいなぁ~~」と思った言葉を紹介しますね
恋愛に、仕事に、人間関係に、もしも凹んでいる方がいるなら、少しでもパワーになったらうれしいです
「絶望は幸福への伏線である」
ストーリーはまず、主人公が想いを寄せる男性と話す機会を、勇気がなくて逃すというところから始まります。
さえない自分にはもうチャンスはこない…そう落ち込む主人公に、スタンダール(にふんした人物)がかける言葉がこれ。
「絶望は幸福への伏線である」
わたしも恋愛に関して自信がないのもあり、この言葉を読んで、すっと「そうだよね」とは思えませんでした。
(本の主人公も同じ反応をしています。笑)
みなさんは、どう感じますか
自分の過去をふりかえってみたら、大事なことに気がついた
そこで「いやいやそんな…」と思っているだけだと仕方がないので、実際に過去の自分が絶望を感じたシーンを思い出してみることにしました。
この先の人生、ずっと一緒にいたいと思っていた人にふられたとき。
「でも、おかげで男の人に依存しすぎていた自分に気づけて、そこから人との関係性がいい方向に変わったなぁ…」
仕事のクライアント先で、自分のミスでこっぴどく怒られて、会社自体への信頼を失ってしまったとき。
「でも、それがあったから、仕事相手ともう一歩踏み込んで信頼関係を築くことができるようになったなぁ…」
大好きなおばあちゃんが亡くなったとき。その最期に立ち会えなかったとき。
「でも、そのときに周りの友人の支えの大きさに気づけたし、いつも大事な人に感謝を伝えられる自分になれたなぁ…」
人間は、嫌な記憶を忘れるようにできていると言われます。
もしかしたら、わたしは絶望してから立ち直るという一連の経験のなかから、嫌な部分の記憶を忘れているのかもしれないです(笑)
でも、その結果として今の自分に刻まれているのは、今の自分をつくる上でとっても大切なことばかりだったんです
「絶望」したら「やったー!」かもしれない
もちろん、絶望の渦中では、「これは幸福につながっていくんだ!」ってすぐ思えないかもしれません(笑)
ただ、心からそう思えなくても、「これが幸福につながっていくように、なんとかやってみるか~」くらいに考えられたら? それだけで、ちょっと行動が変わってくる気がしませんか
わたしはこの考え方に、「いいね」って思っちゃいました
みなさんは、どう思いますか??
それでは、また
おはな