まさかの急性胃炎で撃沈だった先週末…。

色々とご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ない所存です。

だいぶ体調も整ってきましたので、今週からリセットして頑張っていきたいと思います!!


さて、先週の日曜日は私用で亀岡へ…。

日はずれますが、父の日の御祝いに父様、母様を招いて一緒に食事をしてきました。

3人で外食するのも数年ぶりかな…!?

相変らずの無口な親父は坦々と熱燗を呑んでおりました…。

帰り道で母様が言っておりましたが、「息子に酒を注いでもらう日がくるとは…。」と、つぶやいたそうです。

奇しくもお酒を注ぐ仕事なのにそうだよなぁ…。

まぁ何はともあれ、喜んでもらえたようですし、楽しい一時を過ごさせていただきました!!

京都 Wine Bar Daigen りゅ~たの今日の一杯-image

◆シャトー・スミス・オー・ラフィット[1995]
◆ブリュット・カルト・ブランシュ NV(375ml)ジョゼ・ミシェル・エ・フィス
◆ピノ・ノワール・サンタ・マリア・ヴァレー[2009]ディアバーグ・ヴィンヤード
◆ラ・グランダネ・ロゼ[1999]ボランジェ
◆シャトー・ムートン・ロートシルト[2001]
◆シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン[1993]
◆ブリュット・ミレジメ[1990]テタンジェ


先週もまた数々の極上と共に御愛顧いただきありがとうございます。

早い時間帯ではありますが、試飲会後にご利用いただくワイン・ラヴァーの御二方。グラス・シャンパーニュと白をご堪能いただいた後は、シャトー・スミス・オー・ラフィットの’95を…。
やや硬さも感じられる優良年のグラーヴの銘醸ワインは、骨格の良さもありながら優美さとしなやかさも感じ取れるワンランク上の品格。余韻もまたエレガントで、優良シャトーの実力を遺憾無く発揮しておりす。

いつもご堪能いただいているワイン・ラヴァーの方々は、今宵極上のラインナップでの一時…。
お久しぶりの再開となった最愛なるシャンパーニュ・メゾン ボリンガーからはグラン・ダネ・ロゼの’99を…。熟れた味わいにはまだまだですが、上質なプレステージ・キュヴェであることは言うまでもなく、泡の質感から味わいの濃密さ、酸の具合に余韻の長さまでレベルの高さがうかがえます。

今宵のメイン・ディッシュでしょうか??偉大な1級ワインからはムートン・ロートシルトの2001年VTを…。もう10年以上の熟成になりますが、物がものだけに…っと思っておりましたが、近年の早飲み傾向なのか、ムートンの外交的なスタイルなのか、違和感なく素晴らしい味わいなのです。フレッシュな果実味がいっぱいで、口あたりは非常に滑らか。全体のバランスも素晴らしく、チャーミングで圧倒的に美味い!!偉大な羊さんでございます♬

少しタイプの異なるグラン・ヴァンからは、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンの’93を…。ムートンが陽とするなら、ラ・ミッション・オー・ブリオンは完全に陰なニュアンス。それ故の繊細と精妙さ、そして味わいの深みが光を放つのです。序盤は硬さと気難しさが目立ちましたが、中盤以降の果実の甘みが出始めた感じはまさに秀逸。どちらのボルドーも甲乙付け難い絶品でございます。

〆の極上のシャンパーニュからは、テタンジェのブリュット・ミレジメ90を…。良い感じに熟成のニュアンスが出た味わいで、お決まりの蜂蜜、カラメル、ブリオッシュの三重奏。やはりシャンパーニュの90年は素晴らしい!!心も身体も癒される至福の一杯で…。