西暦2012年12月21日これまでの世界が終わるとして、マヤの天文地球暦は一区切りされている。
昨今の世界情勢や日本の現実に目を向ければ、いつの時代もそうであったように大きなウネリが渦を巻き始め、安閑としていられるような状況にはない。人の心の様相が時代に反映するのか、時代の動きが人の心に作用するのか、両者が相俟って世情を形成している。
世は選挙活動真っ盛り、古昔であれば戦国乱世、群雄割拠、陣取り合戦、殺戮の領地領土争い、支配権闘争に明け暮れるといった状況だ。剣と鉾がペンとマイクに変わり、言舌巧みに多勢と勝機を得た者が勝利することに差異はない。小国には小国の、大国には大国の戦略・戦術・戦策があってしかるべき。
権力闘争に勝てば味方の意が通り、敵方を圧倒、味方に属するものが大益を得るのは理の当然。
戦国時代が収束、江戸の時代となった折、『 諸葛孔明 』 伝来風の明を持つ玄学師は、江戸の北東より将軍が即位したとき幕藩体制は終焉を迎えると看破した。多くの異能の逸材を輩出した足利学校では玄学兵法術等を教授していたと聞く。 権力・権勢・為政実権を握った幕府は独占的支配特権を維持し続けんと、玄学的兵法術等の極意を独占、他家には破棄させ気運の基軸となる風水暦を歪めて迷信を流布、玄学方術等の原則実践知と経験則に基づき、二条城改築・京都御所封じ・豊臣家墓所や遺構の破壊など、多岐にわたって徳川幕府のみが栄える仕組みを作り、念入りに仕込みを行ったと云われている。
幕藩体制が崩れ、明治維新を経て明治・大正・昭和戦前・戦中・戦後・高度成長期・バブル・バブル後・平成と時は流れたが、国家官僚システムは藤原京や平城京の時代より、代わり映えがしないのも不思議なことだ。
2011.3.11 東北沖を震源に大地震があり、東京の北東にあたる福島で絶対安全とされていた原子力発電所が大爆発を引き起こした。レベル7以上のとんでもない広域放射能汚染だ。 神妙の一手か、天の配慮か、不幸中の幸いなのか、首都圏への放射能汚染大被害は一部のホットポイントを除いてなんとか回避されたものの、福島では戊辰戦争以来の災厄が降りかかり、多くの人が苦渋を強いられている。
原爆被害などは数十年も昔のことであり、広島平和記念資料館以外では見たことも無く 「 新型爆弾の実戦実験 ⇒ 広島ウラン型核爆弾炸裂・長崎プルトニウム型核爆弾炸裂 ⇒ 高熱放射線+衝撃波+非戦闘員の大量虐殺 ⇒ 死の灰+放射能被爆+黒い雨 ⇒ 数十年にわたる放射能被爆者の苦しみ 」 被爆者とその家族や親類縁者以外は誰もが人ごとのように考えていたであろう放射能被爆が現実のものとなってしまった。
明治新政府以来、東京を中央集権の都として位置づけ発展させてきた中央集権官僚システムを幕藩官僚になぞらえるとすれば、東北関東大震災(東日本大震災)が幕末動乱にあたり、福島原発事故人災が北東から官僚の国家支配(中央集権体制)に突き刺さった大きなクサビであることに間違いはないだろう。まさに今、平成維新の風が吹き、未来の日本国が形作られようとしている。
昨今の世界情勢や日本の現実に目を向ければ、いつの時代もそうであったように大きなウネリが渦を巻き始め、安閑としていられるような状況にはない。人の心の様相が時代に反映するのか、時代の動きが人の心に作用するのか、両者が相俟って世情を形成している。
世は選挙活動真っ盛り、古昔であれば戦国乱世、群雄割拠、陣取り合戦、殺戮の領地領土争い、支配権闘争に明け暮れるといった状況だ。剣と鉾がペンとマイクに変わり、言舌巧みに多勢と勝機を得た者が勝利することに差異はない。小国には小国の、大国には大国の戦略・戦術・戦策があってしかるべき。
権力闘争に勝てば味方の意が通り、敵方を圧倒、味方に属するものが大益を得るのは理の当然。
戦国時代が収束、江戸の時代となった折、『 諸葛孔明 』 伝来風の明を持つ玄学師は、江戸の北東より将軍が即位したとき幕藩体制は終焉を迎えると看破した。多くの異能の逸材を輩出した足利学校では玄学兵法術等を教授していたと聞く。 権力・権勢・為政実権を握った幕府は独占的支配特権を維持し続けんと、玄学的兵法術等の極意を独占、他家には破棄させ気運の基軸となる風水暦を歪めて迷信を流布、玄学方術等の原則実践知と経験則に基づき、二条城改築・京都御所封じ・豊臣家墓所や遺構の破壊など、多岐にわたって徳川幕府のみが栄える仕組みを作り、念入りに仕込みを行ったと云われている。
幕藩体制が崩れ、明治維新を経て明治・大正・昭和戦前・戦中・戦後・高度成長期・バブル・バブル後・平成と時は流れたが、国家官僚システムは藤原京や平城京の時代より、代わり映えがしないのも不思議なことだ。
2011.3.11 東北沖を震源に大地震があり、東京の北東にあたる福島で絶対安全とされていた原子力発電所が大爆発を引き起こした。レベル7以上のとんでもない広域放射能汚染だ。 神妙の一手か、天の配慮か、不幸中の幸いなのか、首都圏への放射能汚染大被害は一部のホットポイントを除いてなんとか回避されたものの、福島では戊辰戦争以来の災厄が降りかかり、多くの人が苦渋を強いられている。
原爆被害などは数十年も昔のことであり、広島平和記念資料館以外では見たことも無く 「 新型爆弾の実戦実験 ⇒ 広島ウラン型核爆弾炸裂・長崎プルトニウム型核爆弾炸裂 ⇒ 高熱放射線+衝撃波+非戦闘員の大量虐殺 ⇒ 死の灰+放射能被爆+黒い雨 ⇒ 数十年にわたる放射能被爆者の苦しみ 」 被爆者とその家族や親類縁者以外は誰もが人ごとのように考えていたであろう放射能被爆が現実のものとなってしまった。
明治新政府以来、東京を中央集権の都として位置づけ発展させてきた中央集権官僚システムを幕藩官僚になぞらえるとすれば、東北関東大震災(東日本大震災)が幕末動乱にあたり、福島原発事故人災が北東から官僚の国家支配(中央集権体制)に突き刺さった大きなクサビであることに間違いはないだろう。まさに今、平成維新の風が吹き、未来の日本国が形作られようとしている。