日本の大学では、
今の時期は卒業論文と卒業試験を迎えて、
頭を悩ましているのではないだろうか。
もしこれが無かったらどんなに楽なことか・・・
アメリカのある大学の例を紹介しましょう。
その大学では、4年間のこれまでの平均の成績がB以上なら
本人が希望するなら、最後の学期の期末試験は免除される。
Bとは100点満点中の80点以上である。
卒業論文にしても100ページ以上などという
形ばかりの無意味なことは要求しない。
内容さえしっかりしていれば、
A4で20~30ページでもOKである。
まず4年生の最後の学期になったら、
シニアー・セミナー(4年生のセミナー)に登録する。
これは自分の専攻の研究課題をまとめるプロジェクトである。
それぞれの学生は、自分の専攻する内容で
研究内容をまとめ、セミナーの中で発表する。
発表し終わればそれでOK。
したがって、早めに仕上げて、発表してしまえば
学期の残りはほかの事をしていてもかまわない。
最後の学期は大学院へ進学するために
面接に出かけるので、
それを配慮しているためのようだ。
シニアー・セミナーは4年生が対称だが、
担当教授に直接掛け合ってOKをもらえば、
1年生でも参加できる。
熱意があれば、それが受け入れられる。
この大学では卒業生の半分は大学院に進学する。
日本の場合、卒業しても就職できないから
仕方が無いから大学院でも行くか・・・
といった後ろ向きの理由で大学院へ行く学生が多いようだが、
この大学の学生たちの場合は、そうではなく、
専門を極めるためにさらに大学院へ行くのである。






