エホバの証人の組織は、排斥忌避制度は「愛に基づくもの」で、双方にとって益があると主張しているわけですが、やっていることは暴力団さながらのものです。

 

わたしは暴力団の関係者でも無ければその制度に詳しい訳でもありません。この記事を書くにあたり、以下のホームページを参考にしました。

 

暴力団ミニ講座その13(松江地区建設業暴力追放対策協議会)

 

暴力団の世界では、組織に対して、または親分に対して造反・反抗した場合に破門や除籍等という制裁が科されます。その詳細は上のリンク記事を見て頂きたいのですが、ここでポイントとなるのは

 

①復帰の見込みはあるのか?

②制裁が科されたことが他の人にも知られるのか?

 

という2点です。

 

エホバの証人の排斥処分の場合、本人の悔い改めにより復帰することが可能です。(断絶の場合は、自分から去る訳ですからよほどのことが無い限り復帰しようとは思わないことでしょう。)これは暴力団のシステムでも、破門の場合は復帰することが可能であり、同じような制度です。(絶縁や除名の場合は復縁する可能性が無いとのことで、これはエホバの証人とは違います。)ただし、エホバの証人においても暴力団においても「上のもの」の許可が無いと復帰できない点は同じです。

 

2番目の制裁が科されたことが他の人にも知られるのかどうかという点ですが、先に暴力団のシステムを書くと、破門状・絶縁状・除名通知というもの(現代ではハガキになっているそうです)が送られ、他の地区や組にも、その人がそういう処分を受けた者であることが知らされ、暴力団の世界では生きていけなくなるとのこと。堅気の人間からすれば、良かったじゃんと思うかもしれませんが、暴力団員は一度その世界に足を踏み入れるとなかなか堅気としては生きていけないそうなので、なかなか厳しいのでしょう。

 

エホバの証人の方はどうでしょう? 排斥処分(「エホバの証人では無くなりました」の発表)がなされた会衆は勿論のこと、口伝えで広まる近隣では、排斥に伴う忌避に遭いますね。遠方へ引っ越したら、さすがにそこまでは情報が伝わっていないと思っている方もいるかもしれません。しかし、こんな制度があるのです。これも長老の教科書に書かれているだけで、一般信者には知らされていないことです。

 

 

そして、建前上というか、基本的には長老団同士のやり取りなので、一般信者はよそで排斥された方が自分の区域内にいることは知らないのですが、家から家の奉仕をしているときに、長老としては「愛の動機」かもしれませんが、ここに「こういう方がいる」と伝えることもあるわけです。都市部では人の数も多いし、知られることも少ないかもしれませんが、地方等だと、否応なく住民の顔を知るきっかけがあります。そうなると、全く関係ないところで忌避される可能性もあります。意図的ではないかもしれませんし、ものみの塔聖書冊子協会の肩を精いっぱい持ちたいのですが、現にこういう制度があるということ、そしてそのやり方は暴力団さながらだということを知っていただくことは価値があると思っています。以前、親しい長老から「こういう手紙が送られるんだよ」と教えて頂いた記憶をたどり、サンプルをお示しします。(記憶をたどって作ったので正確さは期待しないでください。)

こんな個人情報いっぱいの手紙を送って良いんでしょうかねえ。