こんにちは!
地球🌏からのギフト宝石(天然石)💎で幸せと笑顔を運ぶ
ライフジュエリーコーディネーターMIKIです。
先日恩師の中島先生からメールが届いた。
G.I.Aで宝石鑑定士を学んでいる際、お世話になった先生。
G.I.Aは米国宝石学会なので
中嶋先生をはじめ、諸先生方は語学力が卓越しており愛のある厳しさで
ご指導いただいた。
先生は現在、一般社団法人日本宝石学教育研究所を
夢を以て立ち上げている。
(ここからは先生のメールから引用させて頂きました。)
【 私たちの「夢」は全国の宝石店で
親子宝石教室が開催され子供たちの
笑顔あふれる風景を作りたいと
思って活動を開始しました。
全国の宝石店で親子宝石教室を
開催できるスタッフの教育です。
現在、SDGsや、
Diversity&Inclusion等の言葉が良く聞かれます。
ダイバーシテイ&インクルージョンですが、
いろいろな訳がありますが、
「個々の違いを受け入れ、認め合い、生かしていくことです。」
宝石学を学んだ方は「インクルージョン」と聞いて
ビビッと反応した方もいると思います。
ダイヤモンドグレーディングではクラリティを決める際、
ブレミッシュ(表面特徴)とインクルージョン(内部特徴)
に分けて10倍の倍率でどれだけ見えるかにより
11のグレードに分けています。
グレードを決める際にはインクルージョンはグレードを下げる
要因になります。
しかし現在一般に使われている「Inclusion」の意味は
違いを尊重して個性として受け入れる意味です。
そこでダイヤモンドの個性を
認めていますか?
ただグレードのみを見て「良い・悪い」を語っていませんか?
扱っているダイヤモンドを
ルーペや顕微鏡で見ていますか?
現在使われている「Inclusion」の意味で言うと
ダイヤモンドの内部のインクルージョンを個性としてとらえ
生かしていくことが大切であると
言うことですね。】
この先生からのメールを読んで、
私はビビッと反応した!
まさに、先生の仰る通り。
実習生だったころは、毎日毎日ひたすら石を顕微鏡で観察した。
ダイヤモンドの評価として4C(大きさ/品質/色/カット)があり、
それで評価と値段が決まる。その分類に必死になっていた頃。
その後、無事鑑定士と成り、出来るだけ品質の良いものを選んでダイヤを販売してきた…。
最近ではダイヤモンド採掘における様々な観点から、
合成ダイヤモンドも出回っている。
合成は機械でつくる。ダイヤモンドと成分は同じだが、内包物はほとんど無い。
でも、地球🌎が作ったダイヤモンドには
1つ1つ識別特徴としての内包物があり、
それは様々で2つとして
同じダイヤモンドは存在しない。
内包物はその石の個性でもあるはず。
人間もダイヤモンドも同じですね!
個々の違いを受け入れ、
認め合い、
生かしていくこと。
とてもステキな事です。
私が目指すは正しい石の評価だけではなく、
個性を見つけて活かせる
宝石鑑定士です。
先生ありがとうございました。